オートバイ:ユーザー車検

遅刻

[ラウンド1-1]開始時刻の8:45前に行こうと思ってたが、あっさり遅刻して(さらに調子こいてトラックの間をすり抜けしてたら夜光交差点を右折し損ねて)9時10分頃に「川崎自動車検査登録事務所」に到着。

空いてると聞いてはいたが、この時点で駐車場に停まってたのはクルマが7~8台、バイクが1台という少なさだった。

 

窓口あれこれ

駐車場の真ん中辺りにあるデカい看板に 、車検の種類別の手順が細かく書いてあったので、それに従ってA棟の「ユーザー車検」用窓口に行く。窓口では、おっさんがやさしく手順を教えてくれた。

A棟。“A”だが、3つの建物の中央に位置している。
f:id:ToshUeno:20130819094021j:plain D棟で各申請用紙と印紙を買い、自賠責の契約をする。自賠責の代理店のおねえさん(ぽっちゃり系)が、全体で一番感じ良かったかな。

奥にある建物がD棟▼(B棟の近くから撮影)。f:id:ToshUeno:20130819094016j:plain
上の写真と繋げるとA棟とD棟の位置関係がよくわかる。

で、またA棟に戻り、各申請用紙に記入する。

申請用紙への記入は、それほど大変ではない。少なくとも、金を払って代書屋に頼むレベルではない。親切に「○○に□□を書く」みたいに解説してるサイトもあるけど、初見でも戸惑うことはないだろう。

・・・って、一箇所書き漏れしたけど。

書いたら最初のおっさんにチェックしてもらって、いよいよ検査のためにM109RでB棟へ向かう。

B棟内部▼。
f:id:ToshUeno:20130819101344j:plain
奥が入口、手前が出口。レーンが3つあり、バイク用は向かって右端のレーン(そこを撮影しろって話だが)。

 

乗車定員でダメ出し

M109Rのシートカウルを外してタンデムシートに付け替えるのがめんどくさくて、シートカウルのまま行ったのだが、やっぱり「乗車定員」でダメ出しを喰らう。

タンデマーが掴まるトコがないと「乗車定員2名」にはできないんだと。そらそうか。

便利装備は一切ないM109R、グラブバーなんて気の利いたものは当然付いてないし、掴まるトコはタンデムシートに付いてるベルトのみ。

「前回はこれで通った」とか言ってはみたけど、お役所さんにそんな「口から出任せ」が通じるはずもなく。

¥300の印紙が必要だの、用紙(マークシートのヤツ)を書き直すだの、「あーめんどくせー」と思ったが、家に戻ってタンデムシートに付け替えてくるのはさらに面倒、かつ[ラウンド1-1]中の終了は絶望的になってしまうので、やむを得ず「1人乗り」に変更することにする。

この時のおっさん(ってもオレより年下だろうけど)は、無愛想だけど丁寧で、かつ敬語だったが、ブレーキや光軸等のチェック担当のおにいちゃん(っても30代中盤ぐらい?)は、思いっきりタメ口だった。

(小林ゆきさんのブログにもタメ口の件、書いてあったなーもしかしてこいつのことかなー)なんて思いつつ、タメ口はスルーするように自分に言い聞かせ、最後の難関、光軸チェックへ。

 

光軸チェックでもダメ出し

で、光軸チェック、・・・厳しいです。

そんなの楽勝だと思ってたら、思いっきり[×]だった(全て機械によるチェック、表示)。

しかたなく、めんどくさいのでノーヘルのまま(10m程は公道なのだが)隣の民間の調整屋に行って、チョイチョイと調整。3分とかからず終了。なのに料金は¥2,100。あんなんで¥2,100って・・・ぼったくり過ぎだろ。グルなんじゃねえの?とすら思えてくる。

まあ文句を言っても始まらないので、とっととそこの爺さんにカネを払い、またノーヘルのままライン(B棟)に戻る。

光軸チェックで[×]の場合、調整した後でまたラインに戻れば、すぐに再チェックしてくれる。

無事[○]が表示された時は、心底ほっとした。

 

建物を行ったり来たり

検査証を最終チェック担当の係員に出すと、「『2人乗り→1人乗り』に変更したから¥300の印紙を検査証に貼ってこい」と言われる。とにかくもう、「○○がダメ」「○○が足りない」「○○が必要」という度に、3つの建物を往復させられる。それぞれの距離は数十メートル程だが、非常にめんどくさい。

前日、「奇跡の一本松」を見る際に負った靴擦れが、痛かったし。

イラつきながらD棟に行って印紙を買い&貼り、B棟に戻ると、「印紙貼ってこい」って言ったヤツ(検査証最終チェック担当のヤツ)が持ち場にいない。

ったくなんなんだよ・・・とぶつくさ言いながら、モニター類がある部屋に職員が集まってたので、そいつに貼ってきた旨伝えると、「時間が過ぎたから・・・ブツブツ(聞き取り不能)」とか言われ、ハンコ押すのを拒否される。

なんだコイツ・・・と思って文句言おうと思ったら、最初の無愛想なおっさんが(何を言ったのかは聞こえなかったけど)そいつに何か言ってくれて、お陰でハンコ押してもらうことができた。

無愛想なおっさん、ありがとう。

 

イライラおやじ

そんな感じでやっと検査も終わり、言われたとおり「A棟1番」の窓口に行くと、「4番にどうぞ」と言う。で、4番に行くと、五十嵐浩晃(古い)みたいな髪型のおにいちゃんは「これは1番です」と言う。

これは、1番窓口のおばちゃんが、ロクに用紙を確認しないで、「検査終了」というだけで4番に誘導したのが原因である。多少キレつつ1番に戻ると、既にそこには先客がおり、おばちゃんは当該客とグダグダ何かやっている。

・・・終わらない。・・・3分以上経っても、終わらない。イライラがピークに達する。

そこでようやく、空いていたもうひとつの窓口に、別の気弱そうなおにいちゃんが登場。で、その彼が「構造変更の申請用紙と印紙を買ってきてください」と言う。あーーーもーーーー!と、イライラを隠せぬままに応対してしまった。

・・・この彼は、とても感じが良かった。にも関わらずイライラピークのオレは、彼に不遜な態度をとってしまった。・・・大変申し訳ありませんでした。

心なしか冷ややかな視線を背中に感じつつ、またD棟へ行って(本日3回目)当該用紙と印紙を購入。で、またA棟1番に戻り、先刻のおばちゃんの窓口が先に空いたが、フルシカトして感じのいいおにいちゃんに各用紙を差し出す。

構造変更の申請用紙は、彼が全部書いてくれた。どうもありがとう。

 

ようやく終了

で、ようやく、最後の窓口(2番か3番?忘れたが真ん中の窓口)に全申請用紙を提出。

ほどなくして、全職員中最強に無愛想なおばちゃんに呼ばれ、ようやく車検証とシールをいただく。この時点で、10時30分頃。構造変更がなければ、もっとスムーズだったのに。少なくても15分は早く終われただろう。

「少しの手間を惜しむと、余計に面倒が起きる」という典型だった。

それ以外は、全体としては(初めてにしては)まあまあスムーズにできたんじゃないだろうか。光軸の[×]は良くあることだと思うので。

 

まとめ

というわけで、

種別 料金 備考
自賠責保険料 13,640  
検査登録印紙 1,700  
重量税印紙 3,800  
申請用紙 40 登録番号申請書第2号、同専用3号
構造変更審査証紙 300  
光軸調整 2,100  
  21,580  

前回の民間の車検屋((有)カードックセンターキノ)より、¥15,000程安く上がった。

ちなみに、ガレージ(借)にM109Rを置いて家に戻り、その後軽くシャワー浴びてから会社に向かったが、12:55頃には出社できた。