夕暮れ気分

ずっと忘れていたくせに、なぜだかふと思い出して、聞きたくなる曲がある。

最近は、「夕暮れ気分/堀ちえみ」。

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YouTube

そんな時、今日日は、昔のエアチェック(死語)したカセットテープなんぞを引っ張り出す必要もなく、YouTubeで検索して、”映像付”で曲を聴くことができる。

便利な世の中だ。

堀ちえみ 夕暮れ気分 - YouTube

ちなみにYouTubeはPS3のビューアが一番サクサク動くし、一番使いやすい(※PCは除く)。

当該ビューアは本体同様XMB状になっていて、これがホント使いやすい。

テレビ(LG(笑))にもレコーダ(Panasonic)にもビューアはあるが、遅いわ操作しづらいわで、ほとんど使い物にならない。

過去のキラキラ輝いてた姿は今何処、すっかり瀕死状態のソニーだが、どうか中の人達にはがんばって欲しい。

・・・今んとこPS4を買う予定はないけど。

 

堀ちえみ

この映像の堀ちえみはかわいいね。特に「テレビを見てるかな」のあたり。

ちなみに「かわいい時とそうでない時の差が激しいよね、この人」とは、かみさんの弁。

 

当時、特にファンだったわけじゃないけど好きな曲は結構あって、「さよならの物語」とか、この曲とか、「リ(ポチ)(ポチ)ン」とか、「青春の忘れ物」とか。

今調べたら、ちょうどオレの中三~高三の各一年で一曲ずつだった。

ちなみに、全部エアチェック(死語)した記憶がある。

 

まさか、この”伏し目がちな少女”が、その後ガキを5人も産むなんて想像さえしなかったけど。

ま、そんな想像、してたら気持ち悪いけど。

 

諸星冬子

で、歌詞は年の頃は女子中高生ぐらいの、甘酸っぱい(笑)恋愛の歌詞で、齢アラフィフのオレには甘酸っぱさ(笑)はもちろんのこと、恋愛感情さえ風前の灯火なのだが、心は夕暮れ”って”哲学的”なフレーズが、妙に現在の自分のツラすぎる状況とシンクロしてしまって、酔っ払って聴いてたら、号泣してしまった。

・・・バカみたいだが。

作詞は諸星冬子って人。

今のところ(2014年4月現在)Wikipediaにもエントリーされてないんで、それ程実績を残した人じゃないんだろうけど、”空缶けとばした”とか、”電話がチリリ”とか、”トゥットゥッルゥルゥ~ッってハミングが”とか、”あなたは罪な人”とか、いちいち散りばめられた昭和な歌詞が、昭和40年代前半生まれの心の琴線に触れるのだ。

 

それにしても、諸星冬子さん。

何か事情があって、ヤメちゃったんだろうか。

活動し続けていれば、いい作詞家になってたと思う。残念だ。

 

天野滋 

専門的なことは全然わからないが、Bメロからサビのメロディーライン(?)は、本当に泣ける。

ちなみに、これは天野滋さんの曲だ。だいぶ前に、若くして亡くなってしまった。

  • さようなら
  • 冬の花火は思い出花火
  • 17才の詩
  • 夕暮れ時はさびしそう

などなど・・・

オレと同様、天野さんの曲が好きな人はいっぱいいるだろうに、さほど大きなニュースになった記憶が無い。最近だと、大滝さんみたいにさ。

なんでだろう?

 

いずれにしても、昭和30~50年代生まれの人達の心に残る名曲を数々書いた、大作曲家だ。

いまさらながら、ご冥福をお祈りいたします。