ああ阪神タイガース
オレはかれこれ40年近くの阪神タイガースファンである。
近年はそれほど熱心なファンではないが、今回の日本シリーズはボロ負けした第3戦以外はほぼ見た(仕事がヒマだったので)。
昨日(2014/10/30)の試合の最後は、一瞬狂喜したが、あっけない幕切れで面食らった。
オレの喜びを返してくれよ・・・
最後の場面は誤審だとは全く思わないが、そもそも野球のああいうルール(守備妨害)は微妙過ぎて、緊迫した場面ほど”間が抜けた”感じがするのはいかがなものだろうか。
ベースに向かって”真っ直ぐ走って” ”妨害”にされるんじゃ、選手もやりきれないだろう。
本シリーズは結局最初の1勝だけだったが、ボロ負けした試合以外は、緊迫した場面も多く、かなり楽しめた。
特に昨日の第5戦。メッセンジャー投手は、”ガイジン”なのに130球以上も投げ、最後まで気合いの入ったピッチング、ホントに見事だった。生(テレビの”生”中継ね)では見られなかったけど、大和選手の超ファインプレー、まさに「これぞプロ野球」のワザで、すばらしかった。
打撃陣は見るべき所がなかったが、相手のバッテリー(特に細川捕手)が良かったんだろう。しかたない。
それにしても、さすがは阪神タイガース。
第2戦の甲子園で競り負けた時、「もうダメかもな」とは思ったが、 案の定だった。第1戦の様子から、まさか「1勝しかできない」とは思わなかったけど。
「ここ一番で勝ちきれない」「相手側に渡した流れを引き戻すことができない」のは、長年どこかに染みついた伝統なんだろう。
まあ今シーズンの場合は讀賣に「7ゲーム」も離されての2位なんだから、「日本一」だなんて、おこがましいにも程があるってもんだが。
何はともあれ、選手はじめスタッフ・関係者の皆さま、今シーズンもお疲れさまでした。
来年こそは、どうかきちんと1位になって、日本シリーズに勝ち上がってください。