「これもすべて同じ一日」

休みは、あっという間だ。昨年末のように病気で寝ていても、どこかに出かけていたとしても。

昨日一昨日、かみさんが何度も

「今年の正月”も”、つまんなかったね」

と言った。

「休み明けにツラくならないから、つまんないぐらいがちょうどいい」

そう言い返した。

 

今朝は、いつもより1本早い、新川崎駅06:54発の上り電車に乗った。

思いの外、混んでいた。あと「5人/1ドア当たり」ぐらい乗客が増えれば、カラダが触れ合うぐらいなほどに。

そして、いつもどおり、おっさんばっかりだった(自分も含む)。


このサイトで[路線時刻表]を確認すると、横浜駅を06:45、戸塚駅だと06:32、横須賀駅に至っては06:01にそれぞれ発車しているのだが、この人達はいったい何時に家を出ているんだろうか。

日本人は本当に勤勉だ。

 

こうして、2015年の”日常”が始まった。

年が変わったからって、何も変わらない。いつもどおりの朝。


2015年は数学的な響き。アップル創業者のスティーブ・ウォズニアックからハッピーニューイヤー : ギズモード・ジャパン

 

2015を二進法で表すと11111011111でこれまた回文構造

発想や着眼点には唸るしかないが、回文だからなんなん?

天才が考えることはよくわからない。

 

会社に着いてしばらくすると、ある人がやって来て

「今年もよろしくお願いします」

と挨拶してくれた。

こういうことがキチンとできる人は、本当にエラいと思う。

私は「年が変わったってだけで他は何も変わってねえから、別にいいか」と思って、毎年何もしないので。

 

こういう”節目”の日に、いつも思い出すフレーズがある。

 

これもすべて同じ一日

 

何かが変わっても、何も変わらない。

今日から「年」を"2015"と書くことを除いては。

 

これもすべて同じ一日 (角川文庫)

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