ウェラブルカメラで臨場感あふれる動画を撮りたい:モニタリング編
前回の話「マルチベルトを採用した経緯」をまとめると、以下のとおり。
- カメラ部を身につけることで臨場感を得たい(”ウェアラブル”カメラなので)
- でもカメラ部はできるだけ目立たせたくない
- カメラ部および本体の装着/脱着/収納は簡単にしたい
ベルトを固定してみたけれど
サマージャケットには、肩の部分に面ファスナー(マジックテープ/ベルクロ)を付けて、マルチベルトがズレないようにした。
が、M109Rのやや前傾する乗車姿勢と振動等でジャケット自体がズレてしまい、完璧ってワケにはいかなかった(ないよりは全然マシだったが)。
そもそも、サマージャケットのメッシュ生地ならあまり目立たないからいいけど、革ジャンに面ファスナーは付けたくない。
というわけで、
マルチベルトを多少キツめに締めて、ズレは逐一モニタを見て調整するのが良い、という結論に至る。
モニタリングをどうするか
A500の本体には1.5インチの液晶モニタが付いており、マルチベルトの場合はそのモニタを手元(みぞおちの辺り)で見られるように設計されている*1。
ただし、モニタが小さい上に思いっきり下を見ることになるので、オートバイ乗車時は使えない。
「カメラのモニタ見てて事故った」なんて、シャレにならない。
Panasonic Image App
「Panasonic Image App」は、パナソニックのWi-Fi対応デジタルカメラ/デジタルビデオカメラを、スマートフォンからリモートで撮影、画像の再生、およびSNSへのアップロード操作などができるアプリケーションです。
A500にはWi-Fi接続機能があり、スマホと接続して撮影中の画像をスマホの大?画面で確認することができる。
当然、スマホ側からA500の操作もできる。
問題は、Wi-Fi接続機能を使用するとA500のバッテリがあっという間になくなること。
なんとかなりませんか、Panasonicさん。
スマホの設置方法
スマホ用にステーを追加してもいいのだが(カーナビとスマホを並べるのもアホっぽくて悪くない)、オートバイ乗車時にしか使わないカーナビと違ってスマホは普段使いするモノなので、落下を考慮した措置(カラビナ付コードを付けたりとか)はしたくない。
というわけでタンクバッグを新調し、
マップケース部分にスマホを収納することにした。写真にはまったく映っていませんが、スマホではPanasonic Image Appが起動中です
ランドクロスタンクバッグ【磁石換装版】の装着も問題なく、スマホの位置も角度もイメージどおりだったが・・・
一点、盲点があった。
上の写真でスマホが”画面OFF状態”に見えるように(実際にはImage Appが表示されてます)、日中、直射日光が当たると画面がほとんど見えないのだ。
ま、日中はカーナビの画面も見えにくいし、少し考えりゃわかるようなもんだが、「タンクバッグがきちんと固定できるか」にばかり気を取られて、そんなことまで気が回らなかった。
・・・で、撮影から帰ってきて今さら思いついたけど、、、
- スマホに角度を付ける
- 画面を明るくする(本日の[画面の明るさ]設定値=65%)
等の措置をとれば、多少見やすくなるかもしれない。
まとめ
問題ない点
- タンクバッグの装着(完璧)
- スマホの位置(ベストではないが)
- A500とImage Appとの接続(時々カクカクするがモニタとしては許容範囲)
- スマホ(au isai FL)のバッテリ(Image Appを1時間程起動しっぱなしで[98→75%]、いざって時はマップケースにモバイルバッテリを収納可)
問題点
- 直射日光が当たるとスマホの画面がほとんど見えない
- スマホの操作はできない(マップケースに入れてるので当然だが)
- A500のバッテリ(1時間以上電源ON・うち撮影時間合計27分程で[フル充電→目盛り1つ]、マルチベルトにはモバイルバッテリを収納する場所もない)
A500のバッテリはともかく(いかんせん容量少なすぎです、Panasonicさん)、やっぱりスマホ用のステーを増設するのが最適解とは思うが、そうするとスマホの落下防止策を講じなければいけなくなるので、取り急ぎ現状でヨシとしよう。
*1:本体収納部分がバックルで取り外しできるようになっている