ツーリング:小さい春を見つけに晩冬の伊豆へ向かう:後編
伊豆ツーリングのつづき。
早咲きの桜
もちろん、2月中旬ということで、あちらこちらに満開に近い木々もあった。
ここは雲見温泉。
2連続ヘアピンカーブがステキ。未だにキレイに曲がれないけど。
ちなみに、雲見温泉観光協会のサイトのトップに「世界でいちばん富士山がきれいに見える町」とあるが、
今日も前回(2013年大晦日)も、ここから富士山は見えなかった。中央奥にうーーーっすらと見えますが(※要拡大)。
富士見彫刻ライン
「彫刻が置いてある辺り、桜がキレイだったなあ」と、これまたろくに時期も確認せず、期待だけを膨らませていた。
そしたら、花どころか、ツボミさえなく・・・
彼女もなんだか寒そうです
この▼、過去の写真の撮影日を確認したら、【2012/04/01】だった。
ぜんぜん”春”じゃんよ・・・
この日はまんま、”冬”の景色。この木は、フツーにソメイヨシノだろうか(よくわからない)。
ちなみに”春”はこんな感じ▼。【撮影日=2012/04/01】
しつこいけど。【撮影日=2012/04/01】
海、桜、ゆるやかなカーブ、そして彫刻(は別に私は要らないけど)・・・春はなかなか素敵な道です。
でも今日は、まだ”冬”でした。
碧の丘
西伊豆の海沿いには、「恋人岬」だの「旅人岬」だの「煌めきの丘」だの、コッパズかしい名前の施設が点在しているが、この名前は好き。
シンプルだから。
ずっと「あおのおか」かと思ってて一応確認したら、「みどりのおか」だった。
「あお」って読ませた方がいいと思うけどなあ・・・五音節だしね。日本人なら、五音節でしょ。
クルマを駐めるスペースもろくにない(※二輪は余裕)、狭っ苦しい場所なんだが、そのお陰で人がめったにいないので、よくここで休憩する *1。
ちなみに、恋人岬(の駐車場)には入ったことさえない。“恋人”もいないし、いっつもそこだけ人がスゴいから(今日もスゴかった)。
やっぱりこの景色は、「みどり」より「あお」だと思う。
井田の菜の花
以前はなかった脇道に逸れて、急で狭い坂道をコワゴワ下り、井田に抜ける。
手前の小さな山の向こう側に、なんとか富士山も見えた。
菜の花畠に入り日薄れ・・・ここは普段はあまりヒトケがない所だが、何やらイベントをやってるらしく、関係者らしきオッサン達が結構いた。
たまにはこうして、花を愛でるのもいいものだ。できることなら、花が大好きだったおふくろさんを、こういう所に連れて来てあげたかった・・・。
今さら後悔したところで、もうどうしようもないことだけれど。
井田の河津桜
河津町は“メッカ”なので、満開の時期になると人出がスゴい。人の多い所には行きたくない。
が、規模は小さいとは言え、ここ「井田」なら、いちおう桜並木もあるし人も少ないし、河津桜をゆっくり満喫できると思ったのだ。
そしたら、まだ今日はこんな感じだった。夕陽があたって、写真だと枯れているようにも見える。
がっかり。
「井田で河津桜見たの、今ぐらいの時期じゃなかったかなぁ」と思って昔の写真を確認したら・・・
この写真の撮影日は【2011/02/26】だった。
2週間ほど早かった。
今年も2月末頃には、見頃になってるんじゃないだろうか。当然のことながら木々も生長しているし、上の写真よりもきっとステキな花見ができるだろう。
そして、井田から夕陽に向かって(笑)走り出す。
シメはやっぱり長井崎
半島一周の最後は、やっぱりいつもの長井崎へ。
朝9時半に川崎を出て(←遅い!)、半島の海沿いをぐるっと回ると、今頃の時期はちょうど日が落ちる頃にここまで辿り着く *2。
そして、昔と同じ構図で写真を撮る。 V.S.O.P.(古い)。
日も落ちて「早く帰って酒飲みてえ」モードになっていたため、今回は岬のてっぺん(長井崎中学校の横)に上るのは自粛。
今日は波も穏やかだった。
それにしても、数年前の冬~春先は、いつ来ても富士山はキレイに見えたもんだが、前回(2013年大晦日)も今回も、晴れてたにもかかわらず その姿をハッキリクッキリ見ることはできなかった。
参考画像 【撮影日=2012/03/25】
なぜだろう?
これも”温暖化”の影響なのだろうか?(おそらくただの偶然です)
- 走行距離=425.8km
- 平均燃費=16.9km/L