GWツーリング2015:裏日本の海沿いを行く:1日目(2015/04/30)
今週のお題「ゴールデンウィーク2015」
ツーリング中もスマホから毎日記事を書いてはいたが、2日目に至っては「ネタ的にビミョーかもしれませんが、厳選して書きます」とか書いておきながら、写真のアップロードのあまりの遅さ(というか“できなさ”)にイヤケが差して、途中で書くのをヤメちゃってる始末。帰ってきてから改めて読んでヒドいと思った。どうもすみません。
今週のお題が「ゴールデンウィーク」ということなので、「快適な通信環境」と「慣れ親しんだPC+キーボード」で、当該期間中:2015/04/30~05/03に行ったツーリングレポートを改めて書き直す。
午前11時過ぎの遅すぎる出発
今年(2015年)のゴールデンウィークは
- 4月30日=有休取得奨励日
“奨励”してるくせに「休む」というと「なんで?」と聞かれるという意味不明な日は、奨励されるがママに当然休み - 5月1日=会社の創立記念日
記念日で本来「休み」なのに、出勤しても休日手当が付かないという、これまた意味不明な日も当然休み
で、8連休。
かみさんは上記の2日は仕事なので、ひとりオートバイでツーリングに行くことにする。
が、4月29日にかみさんが今さらながら買い換えたiPhone6の「連絡先」の新旧移行が何をどうしてもうまくいかず(iCloudってなんであんなにわかりにくいの?)、深夜2時過ぎまでかかってしまって(それでも完全にはできなかった)、起床が午前8時過ぎ。
起きた後も移行が完全にできなかったモヤモヤでなんとなく泊まりのツーリングに行く気にもなれず。「気が向かないときにムリヤリ出かけるとロクなことがない」という過去の経験にもとづいてグダグダためらっていたが、「今日出かけないと絶対に出かけたくなくなる」と思い直し、午前11時過ぎにようやくガレージ(借)を出発。
遅すぎにもホドがある。
ツーリングプラン二者択一で迷う
平日とは言え、私のように有休を取ってる人も多いであろう4月30日は、驚くほど高速道路の渋滞もなく、いたってスムーズに西の方に移動できた。が、とりあえず西の方に向かっただけで、この時点では具体的な行き先を決めてなかった。
- 3月末に「サイフを忘れる」というアホっぷりで行けなかった「フェリーで紀伊半島」にするか
- 去年“踏破”できなかった島根県西部にするか
さんざん迷ったが、上記「プラン1.」はなにぶん出発時刻が遅すぎて「最終フェリー」に間に合いそうもない*1。よって、いきおい「同2.」にすることを、藤枝辺りまで行ってようやく決断。
というわけで2015年のツーリングは「島根県西部を含めた裏日本の海沿い」を、毎度おなじみノープランで行くことにする。
“裏”日本でいいじゃないか
「裏日本」というと、「侮蔑的な意味を含んでいる」という一部の考え過ぎな人達によって現代のメディアで見聞きすることはないが、どこか”セツナサ”さえ湛えた、とてもいい表現だと私は思う。野球だって、「ウラ」の方が有利じゃないか。
私も会津という「裏日本」に生まれ育った人間であるので、晴れの日が多くて明るいイメージの太平洋側よりも、曇りがちな、雪に閉ざされた日本海側に心惹かれるのだ。
ま、生活するぶんには圧倒的に太平洋側の方がいいとは思うけど。
キャンプ場の検索は難しい
私のようなビンボー人のためのサイト「はちのす」でキャンプ場を検索しても、
キャンプ場がある”田舎”の住所(番地)が、愛用のPND(Panasonic CN-MC02L)に入力できない。必然的に、当該PNDの検索メニューにある「周辺施設」-「キャンプ場」に頼らざるを得ない。
が、滋賀県米原市で「周辺施設」-「キャンプ場」の検索でヒットした「奥伊吹キャンプ場」に行ってみたら・・・
併設されている「奥伊吹モーターパーク」でトヨタ86/スバルBRZのイベントかなにかをやった後らしく、それに参加してたと思われる当該クルマ数台とおにいちゃん達がいた以外は、キャンプ場も管理施設らしきモノも何もなかった。
いまGoogleマップのストリートビューで上の写真の場所を見ると「奥伊吹キャンプ場←」の看板があるが、当日はその看板もなかった。
キャンプ場、やってたのかなあ・・・(オトナなんだから電話で問い合わせましょう)。
琵琶湖で夕陽を見る
そんなこんなでキャンプ場を探すのがメンドくさくなったので、キャンプはあきらめてビジネスホテル泊にあっさり方針変更。「なんちゃってキャンパー」の面目躍如である。とりあえず、この日のうちにできるだけ日本海側に行っておきたい。
そう思っていた夕暮れどき、ちょうど琵琶湖に差しかかる。そうだ、琵琶湖に落ちる夕陽を見て行こう。
水際(みぎわ)の表情が、海とはまた違った印象を与えてくれる。
これがこの日の一番のハイライトかなあ・・・結局はただの「移動日」になってしまった。
ちなみに上の写真の撮影場所はこちら。公園の駐車場があるので、オートバイも駐めやすい。
フロントの人がキレイだった
宿泊先は、「琵琶湖から日本海側に一番近い都市」ということで、福井県敦賀市に決定。毎度御用達の楽天トラベルでサクッと検索して、当該サイトでわりと高評価な「敦賀マンテンホテル駅前」にあっさりと決定。なんてラクなんだ・・・キャンプ場もこんな簡単に見つかればいいのに。
敦賀マンテンホテル駅前。
ちなみに「マンテンホテル敦賀駅前」ではない。ビジネスホテルでは敦賀駅に一番近いが、ちょっとわかりにくい場所にある。いつもどおりに迷って、駅周辺をグルグルまわった。
部屋はこんな感じ。当然広くはないが、激狭ってほどでもない。
以下、簡単なレビュー、というか敦賀マンテンホテル駅前の「ダメだった点」。
- 枕はいまいち。私には合わなかった。上の写真でもわかると思うが、この”段差”がなんのために付いているのかまったく意味不明だったので、裏返して使用。
- 音モレはフツーにした。この日は隣の人が静かだったので(部屋に入ってきたのは聞こえたがその後は無音だった)良かったが・・・。ビジネスホテルに「防音」を期待するのはとっくにあきらめているが、「数千円で泊まっておいて文句言うな」って了見なんだろうか。もうちょっと何とかなんないのかなあ・・・
- エアコンの温度調節ができない。「送風」でさえ寒かったので電源OFF。この日はちょうどいい気温だったから良かったが、夏場なんかは不満に思う人も多いのでは?
写真のとおりエアコンのリモコンはあるが、「室温調節」のボタンを押すと「無効な操作です」的な表示がされてイラッとする。「だったら最初っからボタン付けんなよ・・・」と思うのは私だけではないだろう。
まあ全般的に「可も無く不可も無い、いたってフツーのビジネスホテル」である。
そんなことより私的には、「フロントの人がキレイだった」ただこれだけで、すべてのチマチマした不満はフッ飛ぶ。
当該ホテルのオートバイ用駐車スペースには、既に山形ナンバーのGLが“どーん”と鎮座なさっていたオカゲで余裕がなく、「オートバイをどこに駐めればいいか」尋ねたら、わざわざ外まで出てきて案内してくれた。
これがもし男性だったらうれしくもなんともないが、キレイな女性だったのでちょっとドキドキしてしまった(童貞か)。本当は「おきれいですね」の一言でも言いたいのだが、そんなイタリア人気質は持ち合わせていないので、必死にクールを装う、もうすぐ48歳の哀しいおっさんがひとり。
・・・というわけで私的には、琵琶湖の夕陽なんかより、こちらの方がこの日のハイライトであった。
- 走行距離=527.7km
- 平均燃費=21.4km/L
(つづく)
*1:いま確認したら最終=17:40だった。その時刻なら間に合ったが、この時点では16:30が最終だと思っていた