1970年代の雑誌広告 (1)
おもしろいかどうかはともかく、昨日一昨日は文章や構成を考えるのに疲れたので、今日は”ライト”な感じでお茶を濁す。
”ライト”と言っても、文章こそそれほど考えていないが、
- ページを選び
- スキャンし
- トリミングして保存
と1枚ずつ作業しているので、時間と手間はかかっているのだ。
ユルユルな時代
まずは”驚愕”の広告から。
三島先生は自衛隊の総監を監禁し、その際に抵抗した自衛隊員にケガもさせているので、「犯罪者」なのである。それなのに「全世界を驚愕させた男」として、むしろホメ称えている(笑)。現代なら、当然「発売禁止」だろう。
腕時計篇
タイメックス
「世界最大の時計メーカー」との謳い文句だが、今はあんまり名前を聞かない気がする。腕時計にはまったく興味がないので、私が知らないだけかもしれないが。
それにしても、オートバイにククリつけて耐震・耐塵・耐水のテストって(笑)。アナログだねえ・・・
ゾディアック
こっちは(ネットで検索する限りでは)現存しないメーカー。びっくりするのは「ゾディアック コンパニオン」にキレイな人がひとりもいないこと(笑)。
オーディオ篇
時代なのか、ラジオやラジカセやステレオの広告が一番多かった。
東芝
「4次元へ飛び出すフィーリングマシン(笑)」というまったく意味不明なコピー。
「4次元に飛び出したら消えてなくなっちゃうじゃん」と思ったのだが、どうやらそういうワケでもないらしい。
ま、バカだから、コレ▼読んでもよくわかんなかったけど。
アイワ
今は亡きメーカーおよびブランド、アイワ。「ラジカセ時代」は一時代を築いたメーカーだったが・・・。この頃はまだ「ラジカセ」という呼称(略称)はなかったのか、「録音ラジオ」「ラジオ付カセット・レコーダ」と表記されている。
コロムビア
こちらも今は亡き・・・と思ったが、どっこいこっちは生きていた。オーディオ機器は作ってないようだが。
それにしても、「シュールな世界へ旅立つのだ」って(笑)。音楽聴いたぐらいで”シュール”になれたら、苦労しないよ。
モデルさんのメイクと表情も笑える。
テン(富士通テン)
この頃は「テン (TEN)」ってブランドだったらしい。「サウンド ドライバー」って。
このモデルさんのポーズはいったい何を表現しているのだろうか。
クルマ篇
日産
結局、この広告を載せたかっただけなんだが。現代の「スカイライン乗り」のハシクレとして。
「マキシが映える」「サーフィンラインは優雅なフリルです」
すばらしい。時代を超越した名コピーだ(さっぱり意味がわからん(笑))。
それにしても、リアオーバーハングが、ま~長いこと。コレはコレでカッコいいけどね。
まとめ
こういう昔の広告だけを集めたブログがあって、以前はよく見ていたのだが、まだ更新は続いているだろうか。
今回、けっこうな時間をかけて16枚ほどスキャン+編集したのだが、いざ書いてみるとあんまりおもしろくなかった(笑)。昔の感覚に違和感があるのは、アタリマエっちゃ当たり前なので、いちいちツッコんでもねえ・・・
そうさ、昔は昔・・・(© さだまさし)