1970年代の雑誌広告 (1)

おもしろいかどうかはともかく、昨日一昨日は文章や構成を考えるのに疲れたので、今日は”ライト”な感じでお茶を濁す。

”ライト”と言っても、文章こそそれほど考えていないが、

  • ページを選び
  • スキャンし
  • トリミングして保存

と1枚ずつ作業しているので、時間と手間はかかっているのだ。

ユルユルな時代

まずは”驚愕”の広告から。

三島先生は自衛隊の総監を監禁し、その際に抵抗した自衛隊員にケガもさせているので、「犯罪者」なのである。それなのに「全世界を驚愕させた男」として、むしろホメ称えている(笑)。現代なら、当然「発売禁止」だろう。f:id:ToshUeno:20150619001618j:plain

腕時計篇

タイメックス

「世界最大の時計メーカー」との謳い文句だが、今はあんまり名前を聞かない気がする。腕時計にはまったく興味がないので、私が知らないだけかもしれないが。
f:id:ToshUeno:20150618235456j:plain
それにしても、オートバイにククリつけて耐震・耐塵・耐水のテストって(笑)。アナログだねえ・・・

ゾディアック

こっちは(ネットで検索する限りでは)現存しないメーカー。びっくりするのは「ゾディアック コンパニオン」にキレイな人がひとりもいないこと(笑)。f:id:ToshUeno:20150619001010j:plain

オーディオ篇

時代なのか、ラジオやラジカセやステレオの広告が一番多かった。

東芝

「4次元へ飛び出すフィーリングマシン(笑)」というまったく意味不明なコピー。f:id:ToshUeno:20150618235652j:plain
「4次元に飛び出したら消えてなくなっちゃうじゃん」と思ったのだが、どうやらそういうワケでもないらしい。

ま、バカだから、コレ▼読んでもよくわかんなかったけど。

Nikon|光と人の物語|4次元を見る

アイワ

今は亡きメーカーおよびブランド、アイワ。「ラジカセ時代」は一時代を築いたメーカーだったが・・・。この頃はまだ「ラジカセ」という呼称(略称)はなかったのか、「録音ラジオ」「ラジオ付カセット・レコーダ」と表記されている。

f:id:ToshUeno:20150619005854j:plain

コロムビア

こちらも今は亡き・・・と思ったが、どっこいこっちは生きていた。オーディオ機器は作ってないようだが。
それにしても、「シュールな世界へ旅立つのだ」って(笑)。音楽聴いたぐらいで”シュール”になれたら、苦労しないよ。
f:id:ToshUeno:20150619003910j:plain
モデルさんのメイクと表情も笑える。

テン(富士通テン)

この頃は「テン (TEN)」ってブランドだったらしい。「サウンド ドライバー」って。f:id:ToshUeno:20150619004338j:plain

このモデルさんのポーズはいったい何を表現しているのだろうか。

クルマ篇 

日産 

結局、この広告を載せたかっただけなんだが。現代の「スカイライン乗り」のハシクレとして。
f:id:ToshUeno:20150619001602j:plain
マキシが映える」「サーフィンラインは優雅なフリルです」

すばらしい。時代を超越した名コピーだ(さっぱり意味がわからん(笑))。

それにしても、リアオーバーハングが、ま~長いこと。コレはコレでカッコいいけどね。

まとめ

こういう昔の広告だけを集めたブログがあって、以前はよく見ていたのだが、まだ更新は続いているだろうか。

今回、けっこうな時間をかけて16枚ほどスキャン+編集したのだが、いざ書いてみるとあんまりおもしろくなかった(笑)。昔の感覚に違和感があるのは、アタリマエっちゃ当たり前なので、いちいちツッコんでもねえ・・・

そうさ、昔は昔・・・(© さだまさし)