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「セロトニン」と「大腸」について調べる(3)

カラダ

前回は

藤田紘一郎著「病気を防ぐ『腸』の時間割 老化は夜つくられる」

等を引用して、

  • 「セロトニン」を生成させるために、その材料である「トリプトファン」という必須アミノ酸を摂取する必要がある

というところまで書いた。

藤田氏の著書には、

  • 「セロトニン」の前駆体は腸で吸収されるため、腸の健康を保つことが大事

とのことで、その方法が紹介されている。

 

体内時計の機能を高める

 

腸の動きは自律神経によってコントロールされています。それゆえ、腸を若返らせるには、自律神経がリズムよく働けるよう、体内時計の機能を高めることが大事なのです。

- 藤田紘一郎著「病気を防ぐ『腸』の時間割 老化は夜つくられる」

「『体内時計』ってのはまたマユツバモノだなあ」なんて思ったら・・・

日本最大手の製薬会社にも特集サイトがあり、

一流経済誌にも記事があった。

ま、これ▲は藤田氏による記事なんだけど(笑)。

はてなブックマークではヒドイ言われようだが、いちいち否定してたらキリがないので、ここでは藤田氏の著書に素直に(健気に)耳を傾けることにする。

体内時計の機能を高めるためには、以下の生活習慣が有効だと、藤田氏は説く。

外に出て全身に朝陽を浴びながら深呼吸する

「そんなことが重要なの?」と個人的には思ったが、「朝に光を浴びることは重要」だと、最大手製薬会社の特集サイトにも書いてある(ちなみに監修は藤田氏ではない)。ま、当該サイトには「深呼吸しろ」とは一言も書いてないけど。

取り急ぎ、つい昨日から(笑)、朝起きてすぐにベランダに出て、川崎市内の”新鮮な”空気を吸い込むようにしてみた。排気ガスをたっぷり含んでいると思われる”新鮮な”空気は、かえって健康に害があるような気がしないでもないが。

1日3度、決まった時間に食事する

 

体内時計を整えるには、腹時計を正常に働かせることが不可欠です。
では、どのようにして腹時計を整えるとよいでしょうか。

第一に、1日の生活は3度の食事の時刻から組み立てることです。〔中略〕つまり、「仕事の合間に食事を入れていく」のではなく、「食事の合間に仕事をこなしていく」という考え方です。

- 藤田紘一郎著「病気を防ぐ『腸』の時間割 老化は夜つくられる」

私の場合、平日の朝食は毎日午前6時に決まって食べるので、これについては問題ない。

「昼食は摂らない」現在のポリシーは、藤田氏がなんと言おうと変えるつもりはないのでスルーするとして、問題は夕食であるが、今後は22時までに帰宅するように心がけよう。

他には、

  • 「腹八分目」とか
  • 「朝食は必ず食べるべし」とか

わりと当たり前というか、太古の昔から言われていることが書かれている。

 

その他、腸に関するお話

藤田氏の著書は、全体的にそんなに真新しいことは書いてないが、意外というか、昨今の”常識”を改める必要があるのでは?と思うこともいくつかあった。

絶食やプチ断食はしてはいけない

 

腸管が使われない時間が長くなってくると、それが弊害となって、腸の粘膜が急速に萎縮します。〔中略〕 同時に腸を多く粘液物質も減少します。これにより、腸管の働きが悪くなり、消化吸収能力や排泄能力が低下します。

- 藤田紘一郎著「病気を防ぐ『腸』の時間割 老化は夜つくられる」

年に1回、昼食だけでなく夕食を抜くことがあって(健康診断の時だけど(笑))、それはそれはツラいのだが、腹が凹んでいい気分になったりもするので、「たまに断食しようかな」と思うこともある(結局挫折しちゃうのだが)。

専門家が「やっちゃダメ」というのであれば、素直に従うことにしよう。
 

腸に宿便などない

 

腸壁に便が長時間こびりつくことはありません。たとえば小腸の粘膜細胞は、わずか1日で新しいものと入れ替わります。そのときに、腸の壁面も一緒にはがれ落ちるからです。

- 藤田紘一郎著「病気を防ぐ『腸』の時間割 老化は夜つくられる」

「宿便」も、長年ずっと存在すると思い込んでいたが、確かに「便が腸壁にずっとこびり付いている」なんて、考えてみればおかしな話である。

いったい誰が最初に言い出したのだろう。

(つづく)