風邪をひくのは暗夜だよ、太宰さん
誰かに迷惑をかけてまで休めない
依然として身体はダルかったが、今日(2015/09/11)は自分が一部プレゼン(ってほどのものじゃないけど)する顧客との定例会があるので、無理を押して出社した。
金をもらいつつ会社を休むのはサラリーマンの特権だとは思うが、私が休めば誰かが代わりに急遽プレゼンをしなければいけないわけで、やはり自分のせいで誰かに迷惑をかけるのは心苦しい。
でも結局、なにも予定はなかったはずの昨日(09/10)も別案件でトラブルが発生して、休んだ私の代わりに他の担当者が深夜残業を強いられたそうだ。非常に申し訳ないこと、この上ない。
ITドカタってのも、心身共になかなかツラい職業だ。
2年つづけての発熱
無理をしたせいか、帰宅後熱が出た。
私は3年に一度しか風邪をひかないこと、それによる発熱は7年に一度くらいなのが心に秘めた唯一の自慢だったのだが、去年の年末にひいたばかりなのに、1年も経たないうちにまた熱を出してしまった。
おかしい。
自分史上最低最悪の仕事を押し付けられて精神的に疲弊しているだけでなく、肉体もどこかに異常をきたしているのだろうか。
明日(09/12)は随分久しぶりの晴天の週末だというのに、この体たらく・・・。
風邪を早く治すには
私は風邪治療の権威でもなんでもないので、独自の治療法なんてのはもちろんない。
2日つづけて同じ過去記事を貼り付けて恐縮だが、1987年、40℃近い熱を出したハタチのときに三鷹の薬局のおばちゃんに聞いた治療法は衝撃的だった。
「そんなの、ユンケル飲んで、熱めの風呂に入って汗出せば、一発で治るよ」
病床に伏す - 遠くへ、もっと遠くへ
おばちゃんの言うとおりにしたら、“一発”で治った・・・確かに、そのときは。
現代の定説としては、あまり高熱の場合はさすがに入浴は避けた方が良いそうだ。
熱が38度以上と高熱の方、ひどい悪寒や全身の倦怠感がある方、嘔吐やひどい下痢の方、めまいや頭痛がつらい方は入浴を控えましょう。
この▼サイトのように、現代は手軽に正しい(と思われる)情報が手に入る。
私がハタチの頃の80年代は、まだ他人とのふれあいから情報を得ていた。便利さと引き替えに、失うものもある(と、もっともらしいことを書いてみる、今でも薬局のおばちゃんから情報を得ることぐらいあるだろうに)。
風邪をひいても酒は飲みたい
常に気分がブルーな私ではあるが、酔っ払ってる間だけはハッピー(笑)でいられるので、風邪をひいてるときでも酒は飲みたい。
よもや「アルコール消毒でウィルスを撃退する」なんてことは思わないが、飲まないとやってられないのである。
・・・が、肝硬変になったあげく骨と皮だけになって亡くなった父親の姿を見ているので、肝臓の話を持ち出されてしまうと、とたんに飲みたい気持ちが萎えてしまう。
アルコールを分解するのは、肝臓の仕事ですが、肝臓は体にある毒を分解するなどの重要な仕事をしています。
アルコールを摂取すると、アルコール分解に力を入れてしまい重要な部分の解毒が追いつきません。
そのため免疫力の低下が引き起こされやすい結果になるので、風邪が治りにくくなるのです。
酒を飲めない夜はツラい。
風邪をひいたり、中耳炎を起したり、それが暗夜か。
- 太宰治 如是我聞
酒好きなあなたならわかるだろう。
風邪をひくのはじゅうぶん「暗夜」だよ、太宰さん。