オンナのカン



 

なんで知ってんだよ?

自分が在籍する会社とは違うフロアにある某企業専用のプロジェクトルームで作業していたら、別チームの女性が今日で離職するというので、プロジェクトの関係者全員にお菓子を配っていた。
なかなかできないことである。すばらしい行いだ。

私はその女性とはまったく面識はなかったのだが、お菓子(ヒロタの「シュナッキー」)を私に手渡すとき、

どうぞ、甘いものですけど・・・血糖値上げてください!

と言ったのだ *1

なかなかおもしろいことを言う人だなあ・・・と思いつつ、昨日の記事がこれ▼だったので、

心底驚いた。

ちなみに、そのプロジェクトルームでは、ブログは一切書いていない。驚きを通り越して、少し背筋が寒くなってしまった。

 「女の勘」ってのは、スエ恐ろしいものである。

 

カイショウ無いね

ま、冷静に考えれば上の話は単なる「奇跡的な偶然」で、「女の勘」でもなんでもないワケだが、それでは話が膨らまない。

で、ここからなんとか話を膨らませようと思って「女の勘」でいろいろ検索してみたが、「ホレたハレた」の記事はかりがヒットする。浮気がどうとか、不倫がどうとか。

まあ私も昔はそんなことが多少はあったが、最近はまったくない。そんなことに興味もなくなってしまった。オンナにウツツをヌカすと、ロクなことがない。得るものは一瞬の高揚と快楽ぐらいで、それに対して失うものが多すぎる。

 

恋愛は、人生の花であります。いかに退屈であろうとも、この外に花はない。

- 坂口安吾 恋愛論

この坂口安吾の言葉には心から同意するが、浮気も不倫も、ごくほんの一部の甲斐性持ちだけに許された特権なのである。

それを素直に認められるようになるまで、随分ムダな金を遣ってしまった。そんなものに遣わなければ、ポルシェの一番安いヤツくらいは買えたのに。

一片の欠片ほども甲斐性の無い私は、このまま、「花」を失ったまま、人生を終えるのだろう。うちのかみさんの「女の勘」も衰える一方である。

それはそれで、幸せなことなのかもしれない。

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*1:ちなみに全員にそう言っていたのではなく、私に対してだけ言った。さらにちなみに、私はヤセでもデブでもない。