もうすぐ冬が来る
川崎も都内も、だいぶ朝晩は冷えるようになってきたが、11月中はまだギリギリ「秋」だと頭の中で解釈できる。
が、もうじき12月。
暦の上で“も”ディセンバー。もうすぐ冬が来る。
冬でも何も変わらない
「冬の過ごし方」と言えば・・・と言っても・・・まあ特に生活に大きな変化はない。ここ、南関東では。
私は日本有数の雪国である会津の出身だが、「会津の冬」と言えば、それはもう大変なことばかりだった。
水道が凍ることもない。
温暖化著しい最近はどうか知らないが、私がガキの頃の会津はいわゆる「真冬日」がデフォルトで、毎朝、凍った水道にお湯をかけて融かすのが日課であった。
実家では1978年に大規模な改築したとき、水道に「凍結防止ヒーター」が付いてたいそう喜んだが、それが役に立たないほど冷え込む朝も多々あった。
都内や川崎で暮らすようになって今年でちょうど30年、木造モルタルアパート・オンボロ一軒家・鉄筋コンクリートのマンションなど、今までいろいろなところに住んできたが、今まで「水道が凍った」なんてことは一度も無い。
雪を片付ける必要も、雪囲いをする必要もない。
会津の男には、「雪かたし」という無賃重労働が課せられているが、
ここ南関東では「片付ける」どころか、雪を「かく」必要すらほとんどない。
雪が降っても積もらないので、「雪囲い」をする必要もない。
そもそも、賃貸マンションである拙宅には庭がないので、雪が降ろうが積もろうが、それを処理したり対策を取ったりする必要はないのだが(笑)。
会津の実家では、11月になると1階の窓・庭の植木・鶏小屋など、雪で埋もれるあらゆるものは、太い木の棒と板切れで覆って、積雪による被害を防ぐのである。
「家族5人全員で1日がかり」の大変な作業だったが、おやじさんもおふくろさんも亡くなり、兄貴・姉貴と連絡も取らない今思えば、あれも家族の「幸せなひととき」だったろうと思う。
冬になって変わる物と言えば・・・
いまの暮らしにおいて、「冬になって変わる物」と言えば、
- 暖房器具を引っ張り出す
- 服装が冬の装いになる
ことぐらいだろうか。
暖房器具と言えば
15年前に川崎に引っ越して来てから、「石油」じゃなくて「ガスファンヒーター」に換えたら、灯油を買いに行く面倒もなくなった。
画像出典:東京ガス : ガス機器・設備 / ガスファンヒーター / NR-C535FH
去年、10年以上使っていたヤツがブッ壊れたので、上の写真の機種に買い換えたのだが、これがすこぶる優れた製品なのである。
スイッチONで、すぐに部屋が暖かくなる。これはまあ、昔のヤツも同じだった。「すぐに暖かくなる」のは、ガスファンヒーターの最大のメリットだ。
最新型のスゴいところは、“いい感じ”の室温で温風をコントロールしてくれるのだ。昔のヤツは、暑すぎて設定温度を下げると、今度は逆に寒くなったりと、温度調節が大変だった。
エコ運転機能
設定温度に達すると、30分ごとに1℃ずつ、最大2℃温度を下げ、自動的に燃焼をセーブ。さらに室温が設定温度を超えると自動的にON/OFF。
この「エコ運転機能」が 、省エネだけじゃなく「快適性」にも貢献していると思われる。すばらしい。
「置き場所が限られる」のがガスファンヒーターの唯一の欠点だが、そもそも狭い拙宅において生活する場所など限られているので、私の場合はまったく問題ない。
灯油を買いに行くのにヒーコラ言っている人は、ダマされたと思ってガスファンヒーターに換えてみたらどうだろう。
少しは、幸せな冬が過ごせるかもしれない。
冬の装い
冬は基本的にキライなのだが、コートを着られるのはうれしい。
「コート」という服装が好きだし、お気に入りのコートを着れば、キライな冬もほんの少し楽しくなる。
長年金欠だったので、コートを買うのもずっとガマンしていたが、去年ようやくウールコートを買い、今年は待望の「ダウンコート」を買った。
「スーツにダウンコート」で、頭の中ではこの▼人になりきるのである。
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松田優作が「探偵物語」で工藤俊作を演じたのは、30歳の頃。私はもうアラフィフのじじいだが、いくつになっても、頭の中は変わらない。
松田優作は、永遠の憧れなのである。
問題は、 ダウンコートだと電車の中が暑すぎること。かと言って、脱いだら荷物になってスマホで新聞読めなくなるし。
首都圏の混雑している電車は、真冬でも冷房を入れて欲しいんだけどなあ・・・