Apple Pencil for iPad Proはすばらしい!でも・・・
「Apple Pencil for iPad Pro」も、Smart Keyboardといっしょに注文から約1ヶ月後にようやく届いた。
またもや美しいパッケージ
iPadPro・Smart Keyboardと同様に、これまた美しいパッケージに感心する。
そしてここにも、「Designed by Apple in California」の文字が。
ただの細長い棒ではない
極端に言えば、見てクレは「ただのプラスチックの細長い棒」なのだが、ここまで美しいパッケージに収められていると、何やらものすごく高級な万年筆のように思えてくる。
まあ実際に「税込12,744円」と、高級万年筆ほどではないにしてもそれなりのお値段だし、もちろん「ただのプラスチックの細長い棒」なんてことはない。
まいどおなじみGigazineの、この記事▼によると、
この細長い棒の中に「極小の基盤やセンサーが入っている」とのこと。
ちなみにこのGigazineの記事は、「iFixit」っていう、いろいろなガジェットを分解して紹介しているサイトの「Apple Pencil Teardown - iFixit」って記事を元にしているのだが、それにしても分解できないレベルまでイッちゃったら、レントゲン写真まで撮影するなんて、
画像出典:Apple Pencil Teardown - iFixit
「iFixit」ってところは、なかなかオモシロい。
用途が思いつかないので、とりあえずお絵かき
Apple Pencilを手にしたものの、用途が思いつかない。
もともと、「あんまり使い途ないけど、戸田覚さん始めいろんな人が評価しているから、一応買っとくか」ぐらいのノリで買ったものである。
しょうがないので、純正アプリ「メモ」で、お絵かきをしてみた。
マジンガーZ
仮面ライダー1号
メーテル
齢48、恥ずかしながら、「何も見ずに描ける絵」のはこの程度だった(笑)。
ガキの頃はスケッチブックを買ってもらって、そこに「仮面ライダー」だの「ウルトラマン」だの「マジンガーZ」だのをよく描いていたのだが、「絵を描くこと」については、その小学校低学年の頃で成長が止まっているようだ(人間的にも、あんまり成長してないけど)。
もうちょっと絵心があれば「どうだー」って感じで公開できるのだが、まあでも、このコッパずかしい感じもなかなか味があっていいだろう。
それにしても、40年経ってもちゃんと思い出して描けるのだから、永井豪先生も石ノ森章太郎も本当に偉大だ。ちなみにメーテルは、高校の同級生がよく描いてたヤツのパクリ。
Apple Pencilのイイところ
自在に線が描ける
ペンを立てると線が細くなり、寝かせるとちゃんと太くなる。軽いタッチで描けば薄い線になり、強く描けば濃くなる。 スゴい!
ホントは上に載せたような“低レベル”な絵じゃなくて、もっと本格的な絵やイラストが描けるなら、iPad Proの大画面と相まって、いろいろ楽しみ方が広がるかもしれない。
細かいタッチができる
iPadのソフトウェアキーボードには矢印キーがないので(なんで?)、指だと持って行きたいところにカーソルをなかなか持って行けないときがある。
そんなとき、Apple Pencilは細かい位置にタッチできるので重宝するだろう。
Apple Pencilのダメなところ
収納場所がない
「Surface Pro 4」の付属品「Surfaceペン」は磁石で本体に付けられるようだが、
Apple Pencilにはそのような“仕掛け”は用意されていない。
「PC然」としたSurfaceに対して、iPadは「タブレットとしての美しさ」を追求していると思うので致し方ないところだろうが、iPad Pro+Apple Pencilを家の中だけで使うにしろ外に持ち出すにしろ、ちゃんと「置き場所」を決めておかないと紛失しそうだ。