「第92回箱根駅伝」を見に行った
今週のお題「年末年始の風景」
16年目にして初
2000年8月に川崎に引っ越してきてから迎えた16回目の正月、「箱根駅伝」を初めて見に行った。
陣取ったのは、天下に名だたるザ・プーソー街「堀之内」にほど近い、「フレンズ書店 川崎第一京浜店」の前。
この▼辺り。拙宅から、徒歩約30分。
先頭ランナーの「到着予想時刻」に対して1時間ほど余裕を見て、午前11時15分頃に到着。その時点では、周囲はまだ閑散としていた。
「なんだ、(人出は) こんなモンなのか」なんてかみさんと話していたのだが・・・
係員曰く「縁石の上に立つのはダメです」
写真▼のタイムスタンプが午前11時44分。ワラワラと、アレヨアレヨと人が集まってきた。
最初は▲中央左寄りに写っている街路樹の向こう側に陣取り、縁石の上に立っていたのだが・・・
この▼右端に写っている係員のおにいさん曰く、
- 「縁石の上に立つのはダメです」
- 「(歩道の) 植え込みの中はセーフです」
とのことで、すぐヨコの「植え込みの中に入れる」スペースは後からきたおっさんに取られてしまっていたので、移動せざるを得なかった。もっと早く言ってよ。
来年以降沿道に応援に行く方は、ぜひ参考にしてください。
コーフンのあまり、写真が撮れない(恥)
そんなこんなで、待ちに待った午後12時25分。
先導の白バイが見えてきて、いよいよ、先頭の青山学院大学のランナーがやって来た!
来た来た来た!!
行っちゃった!!! ちょーー速い!!!
というわけで、ブッチ切りで優勝した青山学院大学の渡邉利典選手は、写真もまともに撮れなかったばかりか、コーフンのあまり(笑)、顔もよく見えなかった。
(うーん、どうもウマく撮れないなあ・・・しょうがない、「連写機能」を使うか)
だが・・・
約2年半前に買ってから一度も使ったこともないコンデジ (Nikon COOLPIX S9500)の「高速連写機能」は、帰って来てから改めてトリセツを確認したら「一定のコマ数を一度に撮る機能」だった。
なので、「近づいてくるところから目の前を通り過ぎるまで」を連写するつもりが、選手が近づく前に「一定のコマ数」が尽きてしまい、先導の白バイだけが低解像度*1 かつピンボケでコマ撮りされていた。意味ねえ・・・。▲全然姿は見えないが、写真のタイムスタンプ的に東洋大学の渡邊一磨選手。
こっちは、“ルール”に反してずっと縁石に立っていたジジイの旗の動きだけが連写されていた。ほんっと意味ねえ・・・。
▲駒沢大学・中村佳樹選手。
ここでようやく(連写機能は使えねえな)と気づいた。せめて選手がもっと近くに来てから使えば、まだ良かったのだが(というか、トリセツをちゃんと読みましょう)。
▼早稲田大学・藤原滋記選手。
(まずは遠景で撮って、すぐ近くでもう1枚撮ろう)と思ったが、選手のスピードに対して、コンデジの反応速度が遅すぎて2枚目が撮れない。
こちら▼も同様にちゃんと撮れていなかった。中央学院大学・小川貴弘選手。
(ダメだ、選手がもっと手前に来てから撮ろう)と、ここでようやく“撮影方針”が固まった。
ここからは、まともに撮れた写真のみ掲載
この地点を6番目に通過した日本体育大学・小野木俊選手から、ようやくまともな写真が撮れた。
それでも、この後に通過した明治大学・山田稜選手や山梨学院大学・上村純也はちゃんと撮れていなかった・・・写真、ちゃんと練習しましょうね。
ちなみに明治大学はここ川崎を7番目に通過したが、この後失速して残念ながらシード落ちしてしまった(※総合14位)。
私は明治大学には全く縁もゆかりもないが、通勤時に大学の前を毎朝通るので(ま、ただそれだけなんだけど)、どうか来年は予選会からがんばって欲しい。影ながら応援しています。
▼東海大学・金子晃裕選手。
▼國學院大學・細森大輔選手。
▼大東文化大学・北村一摩選手。
▼順天堂大学・作田直也選手。
▼帝京大学・島口 翔太郎選手。
▼(左から) 拓殖大学・東島彰吾選手、上武大学・坂本佳太選手、城西大学・辻井三嗣選手、法政大学・城越洸星選手、東京国際大学・小針旭人選手。
▼中央大学・松原啓介選手。
▼(左から) 日本大学・山﨑一輝選手、神奈川大学・大川一成選手。
一瞬の出来事だったが、来た甲斐があった
(え?もう終わり?)
あっという間に撤収作業が始まり、沿道をビッシリと埋め尽くしていた人達が一斉に帰り始めた。
最初に通過した青山学院大学・渡邉選手の「後ろ姿」の写真のタイムスタンプが12:25:41、最後に通過した日本大学・山﨑選手、神奈川大学・大川選手の写真のタイムスタンプが12:46:00。
わずか、20分強の「観戦」だった。
選手達を間近で目にできたのは、ほんの一瞬であった。
それでも、「母校の名誉」や「仲間達との絆」、そして「自分自身が積み重ねてきた努力」などのさまざまな“何か”を背負いながら、じっと前だけを見つめ、ひたむきに全力で走る姿には、とても感動させられた。いいモノを(タダで)見せてもらった。
往復約1時間歩き、約1時間30分立ち続けた甲斐があった。
すべての大会関係者の皆様、ご苦労さまでした。
そして選手の皆様、大変お疲れさまでした。
ありきたりな表現で恐縮ですが、“感動”をありがとうございました。
*1:今日日VGAって・・・