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Honda Collection Hall 訪問記・番外編:世界のクラシカルマシン(1)

以前も書いたとおり、「Honda Collection Hall (以下“ホンコレ”)」は

  • 2階南棟=二輪市販車
  • 2階北棟=四輪市販車
  • 3階南棟=二輪レース車
  • 3階北棟=四輪レース車

というふうに「棟」と「フロア」で展示内容を分けている。

toshueno.hatenablog.com

前回ようやく「二輪市販車篇」を書き終えたところだが、かれこれ1ヶ月近く「ホンコレ訪問記」を書いているのに、つまりまだ4分の1の内容しか書けていないわけだ *1

にも関わらず、4つのメイン展示に加えて、「中央エリア」と呼ばれる北棟・南棟の間のスペースで「Start of Dreams」と称する企画展をやっていたのである *2
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世界最初のオートバイからホンダ黎明期までに誕生した世界のオートバイを数多く展示いたします。戦後、オートバイの歴史に新たに加わった、“世界の中のホンダ”をご覧いただけます。

Honda Collection Hall|企画展のお知らせ

というわけで今回から2回に分けて、「Start of Dreams」で展示されていた貴重なクラシカル・マシンの数々を紹介する。なお、今回と次回は撮ってきた写真をシンプルに並べるのみに留め、各マシンについてアレコレ調べたりはしない(要は手抜きです)。

今回は、「2階中央エリアに置いてあったマシン達」篇。



 

戦前のオートバイたち 

ダイムラー ライトラート [ドイツ] (1885)

さすがにこれはダイムラー社謹製のレプリカとのこと。よって見た目も全然新しかった。
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シンガー モーターホイール [イギリス] (1902)

リアホールがステキ。ああ、こんな風になってるから「モーターホイール」なのか・・・と、いま写真を見て気づいた。
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チャタレー31/2HP [イギリス] (1904)

「チャタレー」と聞くと「チャタレイ夫人の恋人」を連想するのが、われわれ昭和40年代前半生まれである。
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昭和の少年たちの○○ポを○ン○ンにしてくれた元祖お色気(死語)女優・シルヴィア・クリステルさんは既に故人でしたね。合掌・・・
・・・って、オートバイ全然関係なくなっちゃった。

インディアン パワープラス [アメリカ] (1915)

彩度を抑えた赤のボディに、ホワイトリボンのタイヤ。これはなかなかオシャレだ。f:id:ToshUeno:20160212142332j:plain
シリンダーヘッドがちょこんって感じで立っているが、こんなんでも排気量は1,000ccだそうだ。ホントかな?

BMW R47 [ドイツ] (1927)

私がいちばん注目したのがこのマシン。この時代から既に、BMWはBMWだった。f:id:ToshUeno:20160212142347j:plain

初期のボクサーツイン(どれだけ初期なのかは調べてないので不明)。f:id:ToshUeno:20160212142425j:plain

フロント側。なかなかいいアングルじゃないでしょうか。f:id:ToshUeno:20160212142438j:plain

ハンドルポストからリアアクスルまで真っ直ぐに伸びるフレームが印象的。f:id:ToshUeno:20160212142452j:plain
とりあえず、冬場にツマ先が冷えることはなさそうだ・・・ボクサーツインって、まさかツマ先暖めるためにこの形にしたのかな?(違います)

ベネリ ツーリスモ 4.T.N. [イタリア] (1938)

フロントフェンダーに付いたプレートに「500cc」とあるが、実際は498cc。
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そこは別にツッコむところじゃない、「cc」に違和感があるのだ。この時代は単位を付けないと何の数値かわからなかったのだろうか。

インディアン フォア437M [アメリカ] (1937)

まさにインディアンイメージの、シートのフリンジがオシャレ。
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エンジン形式は「空冷4ストローク“直立”4気筒」だそうだ。“直立”なんて初めて聞いた・・・と思ったが、いわゆるバーチカルのことか。「バーチカル・ツイン」はトライアンフ「ボンネビル」やカワサキ「W」でお馴染みだが、「バーチカル・マルチ」は確かに初めて聞いた。

ハーレー ダビッドソン VLE [アメリカ] (1933)

出ました、大御所ハーレーダビッドソン。このマシンが欲しくてタマラないマニアの人もきっといるだろう。f:id:ToshUeno:20160212142612j:plain

「パンヘッド」だの「ショベルヘッド」だのいろいろあるらしいが、これは「何ヘッド」なんだろう?・・・って、この写真じゃよく見えないか。f:id:ToshUeno:20160212142632j:plain

ブラフ シューペリア680 [イギリス] (1927)

コメントがまったく思い浮かばないので、車名でググってみた。わかったことは次の2点。

  • 車名の「680」は排気量であること
  • 「ブラフ シューペリア」がメーカー名であること

なので本来は「ブラフ・シューペリア」と中黒を間に入れるべきなのだが(※Wikipediaにも中黒付きで表記されている)、私が思うに、ホンコレ担当者は「シューペリア」が車名だと勘違いしてるんじゃないだろうか。f:id:ToshUeno:20160212142641j:plain

 

自転車用補助エンジンからのスタート

ガレリ モスキート [イタリア] (1952)

見た目が「蚊」っぽいから「モスキート」なんだろうか。というか、イタリアンメーカーなのになんで英語なんだろう?
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ちょっと調べてみたら、イタリア語で「蚊」は「zanzara (ザンザーラ)」だった。 そっちの方がカッコいいじゃん。ザンザーラ、ザンザーラ、愛の国ザンザーラ♪ ・・・(苦笑)

ホンダ カブFII型 [日本] (1953)

この「カブFII型」の他に「ホンダエンジン初号機 (レプリカ)」が置いてあったらしいが、(もうチャリンコはいいや)と思って写真も撮らずにスルーしてしまった。f:id:ToshUeno:20160212142852j:plain
この時季のホンコレは16時閉館なのに到着が13時半近くで時間がなかったため、(一部を除いて)1枚ずつ写真を撮っただけで、すぐに北棟の四輪市販車コーナーに向かったのだった。

(つづく)

 

*1:毎日公開はしていませんが、毎日少しずつ書いているのです

*2:2016年4月11日(月)まで公開中