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Honda Collection Hall 訪問記・番外編:世界のクラシカルマシン(2)

前回に引き続き、「Honda Collection Hall (以下“ホンコレ”)」の中央エリアで2016年4月11日(月)まで公開されている企画展「Start of Dreams」のご紹介。
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toshueno.hatenablog.com

今回は、「3階中央エリアに置いてあったマシン達」篇。
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夢の実現、初の本格的オートバイ誕生

ジレラ サトゥルノ [イタリア] (1947)

う~ん・・・特にコレと言って特徴(面白味)の無いマシンだなあ・・・。
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以上。

ハーレー ダビッドソン125 モデルS [アメリカ] (1948)

なんと単気筒、しかもわずか125ccのハーレーダビッドソン。昔はこんなのもあったんだねえ・・・エンブレに刻まれたカワいいロゴと、モフモフしたシートが印象的だった。
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そして、大柄なフレームに大径タイヤ、そして小さなエンジン・・・見るからに遅そうだ(笑)。

インディアン チーフ [アメリカ] (1948)

インディアンのアイデンティティである (?) シート後方のフリンジは(グラブバーに隠れて見えにくいが)健在であり、巨大なカステラ、あるいは羊羹みたいなタンデムシートも特徴的である。そしてこのムダにデッカいフェンダーは、通称「スカートフェンダー」と呼ばれているそうだ。
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このぐらいデッカいマシンなら、こんな大仰なフェンダーも似合うけれど、f:id:ToshUeno:20050420143412j:plain

ちょっと前までラインナップされていたカワサキのヨンヒャク・クルーザーのヤツは、ちょっといただけない。 

ホンダ ドリームD型 [日本] (1949) 

二輪市販車展示フロアにあったものと同タイプ・色違い。
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バッテリーが一番震動がありそうな後輪前方にチョコンと積んであるけど、昔の悪路を走るときに落ちたりしなかったのかな?

BSA B32 ゴールドスター [イギリス] (1949)

往年の名車・BSA「ゴールドスター」。この時代で既に、現代のオーソドックスな単気筒マシンとほぼ同じカタチをしているのはサスガとしか言い様がない。
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こうして見ると、ヤマハ「SR」って、まんまコレのパクリだね・・・
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っていうのは言い過ぎかもしれないが、タンクのラインはホントにそっくりだ。

サンビーム S7 [イギリス] (1955)

(こりゃまた変わったエンジンだなあ)と思って確認したら、カタチがちょっとズングリムックリなだけで、エンジン形式はフツーに「パラレルツイン」だった。
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ホンダ ドリーム6E型 [日本] (1954)

メッキタンクが美しい。
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そして、ライダーズシートよりタンデムシートの方が快適そうだ。

BMW R25/3 [ドイツ] (1955)

シングルのBMWはツマラん!
・・・が、わが国と同様に、連合国に完膚なきまでに叩きのめされた敗戦国である (当時) 西ドイツにおいて、戦後10年でこれだけ完成度が高くてデザインも美しいマシンを造り上げたBMWはやっぱりスゴい。
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ちなみに、ある人のブログで知ったのだが、タンク横のニーグリップラバーを外すと小物入れになっているそうだ。確かによく見ると鍵穴のようなものが中央に設置されている (※写真要拡大)。

機能一辺倒でなく、この時代に既にユーティリティまで考えていたBMWは、やっぱりスゴい。

ホンダ ドリーム SB [日本] (1955)

タンクの「ストリームライン」を見て、
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ヤマハ謹製クルーザー「XV1900A」を連想した。なるほど、この▼デザインのモチーフは、1950年代にルーツがあったのか。

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ロイヤル エンフィールド ビューリット [イギリス] (1954)

いまやインドのオートバイメーカーである「ロイヤル エンフィールド」が、まだイギリス本国でブイブイ言わせていた頃のマシン。 f:id:ToshUeno:20160212150227j:plain1990年代だったか、インド版「ロイヤル エンフィールド」が輸入されるとオートバイ雑誌で知った時、(インド製のオートバイなんて大丈夫なのかよ?)なんて思ったものだが、今やインド製のクルマがメーカー直々に輸入される時代になった。

www.asahi.com

時代というものは、その時々の常識を嘲笑いながら、めくるめくように変わっていくものである。 

 

ホンダ初のスクーターへの挑戦

ベスパ98 [イタリア] (1947)

歴史的名画「ローマの休日」の中で、オードリー・ヘップバーンとグレゴリー・ペックがニケツしたことであまりにも有名なスクーター。
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(おっ!「ローマの休日」のベスパじゃん)と思ったが、そう思ったワリに撮った写真は1枚だけだった。オレのバカ。

ホンダ ジュノオK型 [日本] (1954)

「ジュノオ」は二輪市販車展示フロアにも置いてあって数枚写真を撮ったのだが、記事にはしなかった。f:id:ToshUeno:20160212150132j:plain

昭和29年当時の二輪車としては、斬新すぎるデザインについて何か書こうと思ったのだが、他のオートバイのことをあまりに長々と書き過ぎて、単にめんどくさくなってしまったのだ(笑)。f:id:ToshUeno:20160212142147j:plain

ま、私の計画性および編集力の無さはともかくとして、このインパネ(あえてコックピットと言ってもいい)は、昭和20年代の二輪車としては斜め上を行き過ぎている。
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「常設展示+企画展」で最低4時間は必要(※オレ基準)

前もってGoogleストリートビューで館内の様子を確認していたので、(2時間半あれば何とか全部観られるかな)なんて思っていたのだが、この企画展は想定外だった。

2階・中央エリアではまだ余裕ブッコいていたが、3階ではいよいよ時間がなくなってきて、「説明書きプレート」が入るようにヨコからのショットを1枚ずつしか撮らなかった。上に掲載した写真はすべて「1点モノ」である。

時系列に展示マシンを並べた丁寧な解説も、全然読むヒマがなかった。f:id:ToshUeno:20160212142705j:plain 今度「ホンコレ」に来るときは、午前10時には到着するようにしよう。
そしてそのとき、この「企画展」には、いったい何が展示されているのだろうか。

(この項おわり)