戸塚に来て2ヶ月が経ちました(1):駅までのアクセス方法を考える
どうも、この頃はすっかりブログを書く気力がなくなった者です。書く気力がないのに、ブログを書いている。これ如何に。
- まだ川崎に住んでいた今年 (2016年) の4月に書いた記事が12本。
- 戸塚に引っ越してきた5月が6本。半減。
- そして6月は4本。5月からさらに減少。週イチペース。
記事を公開したときに表示される「継続期間」の「○○週間」が、「○○ヶ月」とならないように、何とか週イチペースは死守した。
ナニユエこうも、書く気力がなくなったのか。
思うに、通勤時間が長くなったこと、とりわけ、拙宅~最寄り駅の間が「バス通勤」になってしまったことが大きいように思う。
横浜は ドコに行っても 坂だらけ
歩くのがワリと好きな私としては、本当は徒歩で駅にアクセスしたいのだが、Google マップで拙宅から駅までの「徒歩ルート」をチェックすると、「44分 (3.6km)」と表示される。
「3.6kmを44分」ってことは、時速約4.9kmぐらいなので、前住所~新川崎駅の約2.2kmを20分強で歩いていた *1 私からすると、(ま、35分ぐらいで行けるだろ?)なぁんて思いきや、坂なんてものがほとんど存在しない川崎市幸区と違って、横浜ってところはドコに行っても坂だらけなのである。
戸塚も例に漏れず、駅から拙宅に向かう帰り道は、延々と上り坂が続く。
ちなみに、それを焼酎・・・じゃなくて象徴するように、カナチュウのバス停も「大坂下」「大坂台」「大坂上」「新道大坂上」と続く。どんだけデカい坂だよ(笑)
よって、「3.6km」という距離もそうだが、そんな長い坂をえっちらおっちら (死語) 歩くガッツなど、ヨワイ四十九のカラダとココロには残っていないので、毎朝毎晩バスに乗っているワケである。
このバスの何がイヤかって、四六時中混んでいること。
そして、田舎のバス特有の「料金後払い制」であること。
なぜ戸塚のバスは四六時中混んでいるのか
戸塚に来ていちばん驚いたのは、拙宅の近くにあるバス停から乗り降りするバスが、常に混んでいること。私は毎朝6時(!)にバスに乗るのだが、タイミングによっては座れない場合もあるし、駅に着くまでには必ず満員になる。
そして夜は、19時から23時までのどの時間帯に乗っても常に満車だし、立錐の余地もない場合もある。
これはひとえに、戸塚駅の西側には広大な住宅地が広がっているにもかかわらず、鉄道が1本も通っていないからだと思われる。さらに、その昔「横浜ドリームランド *2」という遊園地があった辺りに存在する巨大団地「ドリームハイツ」を始めとして、大型の団地がいくつか存在することも、混雑に拍車をかけているのだろう。
まだ川崎に住んでいた頃、戸塚周辺の渋滞に巻き込まれて「道路の少なさ」について何度か書いたが *3、
私が思うに、戸塚区・栄区・泉区などの「国道1号線沿い地域」の人口を“増やしすぎ”なのだと思う。「人口を増やすなら、道路も増やせ」って話である。
三重~和歌山ツーリング:1日目(10/10):1 - 遠くへ、もっと遠くへ
道路だけでなく、鉄道も不足しているようだ。
「戸塚道路 (横浜新道戸塚支線)は、戸塚駅の踏切による渋滞に業を煮やした吉田茂の『ツルの一声』によって建設された」というのは有名なハナシだが、利益誘導でも何でもいいから、誰か戸塚駅西側の広大な住宅地に、1本鉄道を通してくれないだろうか。できれば、東京駅直通で。
料金後払い制の何が問題なのか
拙宅の傍を通るカナチュウバスのもうひとつの大きな問題は、「料金後払い制であること」だ。
都市部では一般的な
- 車体前方から乗って先に料金を支払い、車体中央のドアから降りる
方式ではなくて、田舎にありがちな
- 車体中央から乗って整理券を取り、車体前方から降りるときに料金を支払う *4
方式なのである。
朝は満員に膨れあがった乗客が戸塚駅西口で一斉に降りるため、当然時間がかかる。PASMO/Suicaが普及して、昔に比べればひとりひとりが料金支払に費やす時間はだいぶ少なくなったはずだが、なにぶん乗客が多いため、後ろの方に座るとバスを降りるまでに結構時間がかかる。ま、早く降りたきゃバスの前方に立ちゃいいのだが、どうせ同じカネ払うなら、やっぱ座りたい。
私が乗る「戸50・戸52・戸55・戸56」系統で戸塚駅から離れたバス停だと「運賃=240円」、駅に近いバス停だと「180円」、その間も距離によって細かく運賃が設定されているのだが、「一律220円」にして「前払い」にはできないのだろうか。
「バス」がイヤなら「バイク」があるさ
このブログでは、自動二輪車のことを一般的な呼称である「バイク」ではなく、全世界に誇るべき和製英語である「オートバイ」と書いている。
どういう了見なのかは知らないが、チャリンコのことを「バイク」と呼びたがるヤカラが多いので、それと区別するためにあえてそう書いている。いったい誰が最初に、チャリンコのことを「バイク」って言い出したのだろう。トライアスロンとかやっちゃうリア充気取りの金持ち連中か。フン。うらやましいっす。閑話休題。
で、そんな「バイク」・・・ここでは、自動二輪車をあえて「バイク」と書く。なぜなら、「バス」と韻を踏みたいから。ただそれだけ。
バスがイヤなら、バイクで行けばいい。
僕はバイクに乗れる
君は涙を拭ける
どうってことはないのさ
- 忌野清志郎
私はバイクに乗れるだけでなく、所有もしているので、バイクで駅まで行けば良い。
だが、所有しているのは「1,783cc」のバイクである。駅まで乗っていっても、まず駐める場所がない。そして、悲しいかなシャッター付きのガレージではないため、カバーをかけ、前後にアームロックをしているので、毎朝それを外すのもめんどくさい。
この場合、「大は小を兼ねない」のである。
戸塚駅の駐輪場事情と戸塚駅東口第二自転車駐車場
大型バイクがダメなら、原付二種のバイクを買えば良い。そんなものを買う金銭的余裕があるかはともかく。ちなみに、私はチャリンコと原チャリは乗り物として認めていないので、ハナから選択肢に入らない。
原付二種のバイクそのものについては、購入した暁にまた改めて書こう。
唯一空きがある駐輪場はどんなところか
戸塚駅周辺にいくつか点在する駐輪場は、どこも「満車」状態なのだが、2016年7月現在、唯一空きがあるのが「戸塚駅東口第二自転車駐車場」。
ここは、「自転車駐車場」という名称ながら、「(125cc以下の) バイク専用・月極駐車場」なのである。
というわけで、先日 (2016年7月1日) 、どんな所なのか視察してきた。まだそこに駐めることのできるバイクを所有もしていないのに。
受付の親切なおじさんによると、
- 「屋根付き」の1階はキャンセル待ち36人、2階は同10人
(つまり今年中に契約できる可能性は限りなくゼロに近い) - 「屋根ナシ」の3階 (上の写真) は空き有り
- 1・2階のキャンセル待ち申込はいつでもできるが、3階の契約申込は前月の20日から
だそうだ。3階は幹線道路 (神奈川県道203号) に近い方はほぼ満車状態だが、奥の方 (つまり、駅まで遠い方) には結構空きがあるようだった。
スロープだけじゃなくて階段もある?
また、2階・3階へのアクセスが「スロープ+階段」になっていた。おそらく、もともとは自転車専用の駐輪場だった名残だろう。
(これ、バイクを押して上げなきゃいけねえのかな?)と不安になったので、ちょうどバイクを駐めていた若いサラリーマン風の人を「すみません」と呼び止めて聞いてみた。
- 私「これ、バイク押して上げなきゃいけないんですか?それとも、みんなスロープをバイクで上がっちゃってます?」
- 若「みんなそのまま (バイクで) 走って上がってますね」
- 私「見つかったら怒られます?」
- 若「いやいや、怒られないですよ」
ニコやかで、とても感じのいい青年だった。いきなり呼び止めてすみませんでした。そして、親切にお教えいただき、ありがとうございました。
原付二種とは言え、装備重量100kg前後の車体を押して上るのは身が持たない。かと言って、スロープをバイクで駆け上がっていちいち怒られてたんじゃあ、朝から気分が凹んでしまう。
「スロープを走ってもオッケー」ってことで、まずはひと安心。基本的に雨の日には乗るつもりはないので、屋根ナシでも全然問題ない。
駐める場所は確保できそうだ。あとは、原付二種のバイクをどうするか。
それが問題だ。