読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

戸塚に来て2ヶ月が経ちました(4):なぜか参院選の投票は川崎へ

戸塚に引っ越してきてから、初めての国政選挙(第24回参議院議員通常選挙)。
引越から2ヶ月が過ぎ、すっかり戸塚区民になりきった私は「この辺の投票所はどこなのかな?」などと、かみさんと話していた。



 

投票所入場整理券を見て驚く

投票所は今までどおり御幸中学校

そんな折、拙宅に届いた(※郵便局による転送ではなく、ちゃんと現住所宛に届いた)投票所入場整理券を見て、腰を抜かした。

なんと、前住所である川崎市幸区にある、御幸中学校まで投票に来い、というのである。
f:id:ToshUeno:20160710095401j:plain

これはいったいどういうことだろう?

実際に引っ越してきたのは4月30日だが、住宅ローン契約のため、住民票は4月7日に横浜市戸塚区に移してあったにもかかわらず、である。

この記事▼のときに住民票を移したのだが、「職員の態度がどうのこうの」ばかりで手続きについては何も書いてなかった(笑)

toshueno.hatenablog.com

整理券が入った封筒には拙宅の現住所が印刷されていたが、整理券には「川崎市幸区戸手1丁目~」という前住所が印刷されていた。

ご存じのとおり、参議院選挙というのは3年ごとに実施されることが決まっているので、整理券も早い時期に前もって印刷しちゃうのだろうか?

最初はそう思ったが、この記事▼によると「2016年7月10日」という投票日は5月下旬頃に決まったようだ。

www.asahi.com

当然のことながら整理券には投票日が印字されているので、やはり5月下旬以降に印刷されたことになる。

引越から3ヶ月経たないと・・・

いろいろ調べたら、謎が解けた。というか、こんなの謎でもなんでもなく、どうやら世間では常識らしい。

今回で通算8度目、選挙権を得てからは6度目の引越になるが、引っ越してすぐに選挙があったことがなかったのだろう、今までまったく知らなかった。

見出しの日本語はちょっとヘンだが、この▼サイトに詳しく解説してある。

xn--pqqy41ezej.com

   選挙人名簿の登録は、定時登録と選挙時登録の2種類があります。

定時登録は、年4回(3月、6月、9月及び12月)、各月2日に定期的に行われています。

各月1日現在で、引き続き3ヶ月以上その区市町村の住民基本台帳に登録されている人が、選挙人名簿に登録されることとなります。

つまり私の場合は、3月1日時点でまだバリバリの川崎市幸区民だったため、投票所も御幸中学校になったというわけだ。

遠方に引っ越した場合はどうなる?

それにしても、横浜市戸塚区~川崎市幸区は30kmほどしか離れていないので“遠征”もさほど苦にならないが、これがもし遠方だったらどうするのだろうか?

これについても、「住民票ガイド」に解説があった。

   引越し前の区市町村の選挙人名簿に登録されている場合で、引越し後の区市町村で投票を行いたい場合は、『不在者投票』の手続きを行うことで、引越し先で投票が可能となります。

かみさんが幸区選挙管理委員会に電話して聞いたら、「期日前投票なら、横浜市戸塚区でも投票を受け付ける」と言われたそうだ。

が、夫婦で協議(笑)した結果、「どうせなら、幸区にも行ってみたい」ということで、御幸中学校に投票に行くことにした。

 

懐かしの川崎市幸区へ

というわけで2016年7月10日、日曜日。

渋滞を避けるために朝7時には出発するつもりが、起きたのが7時半。そりゃ選挙ごときでは気合いも入らない。しかたない。

午前9時過ぎに拙宅を出たが、「休日朝の上り車線」ということで心配した渋滞もまったく無く、40分ほどで川崎市幸区に到着。

長年住んだ賃貸マンションが見えてきた。f:id:ToshUeno:20160710100726j:plain
懐かしい気持ちでいっぱいになる・・・かと思って楽しみにしていたのだが、全然だった。そりゃ15年8ヶ月間も住んで、まだ2ヶ月しか離れていないのだから、当たり前か。

そして、選挙のたびの御用達「川崎市立御幸中学校」へ。
f:id:ToshUeno:20160710102143j:plain今まではずっと、この中学校の体育館が投票所だったが、今回は「武道場」という建物が投票所だった。

川崎に住んでいた頃は全然気づかなかったが、体育館とは別に武道場があったりして、改めて敷地内を歩いてみると、ここは都市部の中学校としては広い方なのかもしれない。

初めて見た無機質な中庭が、いかにも「学校」という雰囲気を醸し出していた。
f:id:ToshUeno:20160710102042j:plain
子供がいる人なら、大人になっても学校に来る機会はあるのだろうが、私にとってはもはや「異空間」である。

 

最後の歩道橋

その昔、織田裕二のドラマでロケ地として使われたことで有名な「田村外科病院 (下の写真の手前左側)」と、付近の路地 *1 を我が物顔で走って近隣住民のヒンシュクを買っている「Nicole BMW (同右側)」の間を通る歩道橋を渡った。f:id:ToshUeno:20160710102750j:plain
もう二度と、この歩道橋を渡ることはないだろう・・・そんなことを思いながら。

この辺りの国道1号は、まっすぐで平坦な直線なのが印象的である。拙宅の近くの同じ道路が「これでもか」ってほどにグネっていて起伏が激しいのとは対照的だ。

上の写真が東京 (大田区) 方面で、 こちら▼が横浜 (鶴見区) 方面。
f:id:ToshUeno:20160710102734j:plain
それにしても、日曜日の午前中にしてはクルマが少ない。みんな投票に行くために遠出は控えていたのだろうか。そのワリに投票率は、今回の参院選でも相変わらず低かった(総務省発表資料によると、投票率は54.7%。それにしても見づらい資料群だ・・・)。

せっかく国民に等しく与えられた (数少ない) 権利を行使しないとは、なんとももったいない話である。

 

ミニ戸銀座には戻れない

長年住んだ賃貸マンションのトイメンにボロ屋があって、引越当日もまだ、“ボロさ健在”だったのだが、いつの間にか跡形もなくなっていた。

空き地の片隅に「オープンハウス公開中→」の看板がヒッソリ立っていた。この周辺に近年増殖し続けているが、ここにもまた、ミニ戸が建てられるのだろう。f:id:ToshUeno:20160710103209j:plain
この狭隘な土地に、一戸建てが2つ建てられるのだ (たぶんね、知らないけど)。

自分もミニ戸に住み始めてから改めて見渡すと、川崎のミニ戸は本当に“ミニ”だ。

戸塚で拙宅より小さい家を探すのはヒト苦労だが、川崎のミニ戸はどれも、見るからに拙宅より小さい。それでも、(築5年の中古住宅である) 拙宅の、2倍近い値段で販売されているのである。とてもとても私には買えない。

「坂」というものがまったくない川崎市幸区をひさしぶり (っつっても2ヶ月ぶりだけど) に歩いて、(やっぱり川崎の方がいいなあ)と思ってしまった。

それでも、もうここには戻れない。

坂だらけで田舎のくせに、交通量とバスの乗客だけはやたら多い戸塚の街で、暮らしていくしかないのである。

   嘘でもいいわ 大丈夫と話しかけて

   私は戻って行けないのよ

   - 阿久悠先生作詞「もう戻れない」

www.uta-net.com

 

*1:一帯に在庫車を置くための駐車場が点在している