今年、2016年も健康診断に行ってきた

毎年11月第2土曜日の恒例、健康診断。今年もまた、川崎にある「アルファメディック・クリニック」に行ってきた。



 

4度目の健康診断ネタ

3年前▼。

toshueno.hatenablog.com

一昨年▼。

toshueno.hatenablog.com

去年▼。

toshueno.hatenablog.com

そして今年、2016年。なんとかまだ無事に生き長らえているので、いまの会社に入ってから8回目、このブログに書くのは4回目の健康診断。

これといっておもしろいネタはないのだが (まあそれはいつものことか)、こうして4年にも渡って同じネタを書けるということは、「会社生活もブログも続いている」ということなので、何某かの意味はあると思う。あくまで、私個人としては。

 

遠路はるばる川崎へ

2016年11月現在、拙宅は横浜のチベット・横浜市戸塚区にある。引っ越したのは今年の4月末だが、健康診断の予約を申し込んだのは1月。まだ、引っ越すなんて考えてもいなかったし、ましてや「家を買う」なんて、想像さえしていなかった。人生はわからない。明日の自分が何を考えているのかもわからない。

拙宅から川崎市幸区にある「アルファメディック・クリニック」へは、片道約30km、クルマで (渋滞がなければ) 約40分、電車だと1時間近くはかかる。引っ越すことが決まった4月の時点で受診施設を変更することも考えたが、いろいろ手続きも面倒なので、そのままにした。

そして11月12日、健康診断の当日。午前6時5分頃、駐車場を出た。ヘタに「午前8時30分」の受診開始時刻に合わせて出ると渋滞に巻き込まれるので、早いに越したことはない。時間をツブす場所のメドは付いている。また、平日は毎日午前6時に拙宅を出ているので、まったく苦ではない。早起きでないと、チベットに居住することはできないのだ。

去年の記事に書いたとおり、川崎テックセンターの地下駐車場は時間貸スペースがなくなってしまったので、近くにある「三井のリパーク:川崎幸町1丁目第2」にクルマを駐める。時刻は午前6時42分、約37分で到着。目的地のすぐ近くまで行けるだけでなく、バカみたいに着込まなくても寒くないし、髪もぺしゃんこにならない。渋滞さえなければ、クルマはホントに便利な乗り物だ。

▼左が川崎東芝ビル、右が川崎テックセンター。まいどお馴染みの風景である。
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まだ午前7時を少しまわったばかりということで、さすがに正面エントランスの自動ドアはウンともスンともいわなかった。ま、いくら何でもこんな時間には開かないか。
f:id:ToshUeno:20161112070421j:plainしょうがないので、裏手の方をぐるぐる散歩しながら、戸塚ではトンとお目にかかれない高層ビル群 *1 を堪能する。
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地下から潜入してのんびり時間をツブす

さらに奥の方 (多摩川の土手の方) に進むと、地下にも出入口があった。わずかな期待を抱きながら行ってみると、はたして、自動ドアは開いた。
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階段で2階に上がり、上の方で「時間をツブす場所のメドは付いている」と書いた、その場所に無事到着。時刻は、午前7時15分頃。
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ここは誰も来ないし、寒くないしソファはあるし、おまけにフロアの奥にはトイレまであるので、何時間でも時間がツブせる・・・と始めの頃はそんな気がしたが、30分もいたら飽きた。

ちなみに、「LunchBox by 楽しいおかず」なる弁当屋は、昨年からその佇まいをほとんど変えずに、今年も営業を続けているようだった。f:id:ToshUeno:20161112071421j:plain
7、8年前のことはまったく覚えていないのでアレだが、少なくともここ5年間では、2年続けて同じ店舗があったのは初めてである。

 

午前8時にアルファメディック・クリニックへ

そして、午前8時ちょうどにアルファメディック・クリニックに入る。
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実は5分前にも一度来たのだが、この▲入口の扉がまだ開いておらず、薄暗く狭いスペースに並べてあった丸椅子に先客がふたりいたので、また2階に戻った。そんな狭っ苦しいところに必死コイて並んで早く受付したところで、早く受診が終わるわけじゃない、というのは長年の経験でわかっているからだ。

でも、「入口は午前8時にならないと開かない」というのは初めて知った。「午前8時半に受診予約した人は、午前8時ちょうどに行くべし」これが、アルファメディック・クリニックを賢く利用する方法のようだ。

とは言え、例年は2、3人いる受付カウンターには1人の女性しかおらず、結局5番目に番号札を取った私は10分ほど待たされた。
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でも、早く受付して早く受診着に着替えても、診断が始まる8時半までは結局待たなければいけない。「自分の服を着て待つ」のか、「見た目も着心地も決して良くない受診着 *2 を着て待つ」のか、その違いである。

 

断酒のおかげで数値はいろいろ改善されていた

私は今年の7月30日、義兄義姉と浜スタで高校野球を観戦しながら飲んだくれたのを最後に、一滴もアルコールをクチにしていない (醤油やみりんに含まれている分は除く)。別に健康診断のためではなく、7月頃から、そこはかとなく体調が良くなかったからだ。

おかげで、去年「ほとんど糖尿病」という異常な値を叩き出していた血糖値はすっかり正常値の範囲に改善され (136!!→94mg/dL)、中性脂肪も70→58mg/dLになり、どうがんばっても2年続けて70kgを切れなかった体重も「66.3kg」と、食うモノもロクに食えなかった19歳の頃の最低体重=65kgにあとひと息というところまで落ちた。健康診断というものを受けるようになってから、標準体重を下回ったのは初めてだ。

酒は百薬の長」なんてイニシエの諺もあるが、とんでもない。

www.j-cast.com

タバコ同様、酒もカラダに良くないのは明白である。少なくとも、すぐに顔が赤くなるくせに「精神力」だけでずっと飲み続けることのできる *3 私と同様の人間は、今すぐにでもヤメた方がいい。

 

今年の受診時間は・・・

いちばん最後に、毎年同じ佐藤医師による「評価面談」を受けるのだが、去年と全く同じタイミングで撮った、この写真▼のタイムスタンプが「09:34」。f:id:ToshUeno:20161112093420j:plain
去年が「09:36」だったので、少しだけ早い。今年も、診断自体は1時間ちょっとで終わった。

ただ今年はスタッフの数が足りなかったのか、それとも連携がマズかったのか、去年のような「スムーズさ」が感じられなかった。例えば、「次はバリウムの検査(=腹部X線検査)です」と言われたのでその部屋の前で待っていたら、フロアの反対側にある胸部X線で名前を呼ばれたのでアセった・・・なんてこともあった。ではなぜ、去年と同じ約1時間で終わったのか。おそらく、受診者自体が去年より少なかったのと、各診察時間が短かったためだと思う。

私は幼少の頃「心房中隔欠損症」と誤診(?)されて、小学生の頃は心電図を記録するために地元の病院に定期的に通っていたのだが、いつも結構な時間がかかっていた記憶がある。それに対してアルファメディック・クリニックでは、あのでっかい洗濯バサミみたいなヤツを足に付けたと思ったら一瞬で終わるのだが、あんなんでちゃんと測定できてるのだろうか?

まあ私のガキの頃の話は1970年代の、しかも会津というクソ田舎でのことなので、それに比べたら格段に技術は進歩しているのだろうが、それにしてもあの一瞬の短さには、どうしても疑念を抱いてしまう。

参考までに、帰り際に受付の女性に「平日はもっと混むんですか?」と尋ねたら、
受付♀「そうですね混んでますね、平日は8時半に (受診が) 始まっても、終わるのは12時頃になっちゃいますね
だそうだ。つまり、「平日は各受診科目間の待ち時間だけで、土曜より2時間余計にかかる」ということだ。やはり、健康診断は土曜日に受診するに限る。

 

28.5時間ぶりの食事

アルファメディック・クリニックのレストラン (って呼んでいいのかな) は、午前10時に“開店”する。「評価面談」の待ち時間が長く、ほとんど顔見知りの佐藤医師に最近不安に思っていることを相談して私自身の話も長くなったので (待っていた人達すみません)、「下剤をもらう」というラスト・セレモニーが終わったのが、ちょうど9時59分であった。

チベットに移住してからというもの、平日は毎日早朝5時半に朝食を摂り、相変わらず昼食は摂らないので、実に28時間半ぶりの食事である。

2016年の「秋のお食事」メニューはこんな▼感じ。
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メイン・ディッシュである「鰈の柚子胡椒焼き」がショボく、味も去年の方が良かったが、まあいい。「プチ断食」の後、「人間のカラダには、やっぱ食い物って必要だなあ」という至極当然の事実を、五臓六腑を通してしみじみ感じられればそれでいい。
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レストランには一番乗りだったので、去年と同様に窓際のいちばん奥の席を難なく確保して、また同じようにビルの狭間から教習所(KANTOモータースクール)の練習風景を眺めながらゆっくりと食事を摂る。
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ここから見た限りでは、今年は二輪の教習車が3台しかいなかった。有り体に言えば「若者のオートバイ離れ」か。あと30年もすれば、「二輪車はすべて逆輸入車」ということになって販売価格も跳ね上がり、その黎明期がそうであったように、オートバイはごく一部の金持ちの道楽となるのだろう。閑話休題。

 

来年の健康診断はどうするか

帰りは、まいどお馴染み「土日祝日・横浜新道川上ICから先の下り線渋滞」に巻き込まれて、結局1時間半以上かかって帰宅した。渋滞にハマると、クルマほどストレスの溜まる乗り物もない。クルマに乗り込んだときは(来年もまたここに来よう)と思ったが、渋滞にハマったことでそんな想いもすっかり萎えてしまった。

もしまだ生き長らえて、いまの会社に留まっていたならば、今度の健康診断はどうするか。

拙宅からは遠く離れ、去年よりクオリティは落ちたが、勝手知ったる「アルファメディック・クリニック」にするか。
前の会社のときに行っていた、戸塚のような「じゃない方」ではなく、ザ・横浜にある「ヘルチェック」にするか。

それとも、チベット内のやや栄えた地域にある施設にするか。

www.medical-satellite.com

つまらない悩みごとがまたひとつ、増えてしまった。

 

*1:っつっても20階クラスなんだけど

*2:せめてもうワンサイズ大きいものを用意してくれないものだろうか

*3:何の自慢にもなりません