M109R:クラッチ故障
GWのクルマツーリングで散財したので、バイクツーリングも控えていた。
「今年はまだ墓参り行ってねえな・・・」
というわけで、東北道をひた走り、いつもの白川中央スマートICで降りる。
近くの駐車場で勝手に休憩。いつも開放していただき、ありがとうございます、助かります。
で、国道294号線・・・ここは適度にグネった山道を通った後、のどかな田舎道を通り、会津にたどり着く(国道49号線に抜ける)ので、実家に行く時はいつも通る。
墓参り
そして、墓参り。なんの花かは知らないが、ボウボウに伸びきってて”通路”を塞いでた。
ま、花好きだったお袋さんは喜んでるかもな。
墓参りの後は、日本海に抜け、夕陽を見てから帰ろうという、いつもどおりの大ざっぱな計画。
【撮影:2012/08/04】
国道49号線を新潟方面に向かい、途中で同290号線に抜け、新潟県五泉市尾白って辺りで信号待ちをしてた時、発進しようとしたら・・・
クラッチが切れない
なんと、クラッチが切れなくなった。
クラッチ切れなきゃ、発進さえできませんよねぇ。
あわてて必死こいて路肩に寄せて(ガラ空きの田舎道ではあったが後ろからクルマが来てた)、毎度御用達のJAFさんにテレフォンコール。
- オレ 「バイクが、クラッチが切れなくなっちゃったんですが・・・」
- JAFさん(♀) 「バイクですね、車名を教えてください」
- オレ 「ブルバードです」
- JAFさん(♀) 「担当変わりますので少々お待ちください」
・・・・・ - JAFさん(♂) 「クラッチは油圧ですよね?」
- オレ 「いえ、ワイヤです」
- JAFさん(♂) 「最近のクルマは全部油圧で、ワイヤってないんですが・・・おクルマはブルーバードですよね?」
- オレ 「いえ、ブルバードです・・・バイクなんですけど・・・」
- JAFさん(♂) 「え?」
車名を言うと、いっつも間違えられる。スズキは、なんでこんな(日本語的に)紛らわしい車名にしたんだろうか。
ま、ハナから国内で売る気はなかったんだろうけど。
・・・あ、でも400は売ってるか。
JAFさん関係者は皆親切
JAFさん経由できてくれた自動車修理工場のおにいさん(推定年齢25歳)は、超親切だった。彼に限らず、JAFさん関連で来てくれる人達は、ホントみんないい人達だ。
本来なら、こんな故障は「バイクを近くのバイク屋に運んで終わり」なんだろうけど、
- おにいさん 「やっぱり乗って帰りたいですよね?」
- オレ 「そうっすねえ・・・」
というわけで、おにいさんは壊れたパーツを修理しに、自分の工場までわざわざ戻ってくれた。
田圃の中でヒマをツブす
待ってる間、周りに田圃しかないド田舎でやることもなく、しかもおにいさんがスナップオンの立派な工具箱を置いてったのでこの場所を離れるわけにもいかず、キレイな農業用水で洗車したり、
バイクが見える範囲で“遠く”に行ったり、
カバーなんて取ったことないんで“中味”を記念撮影したり・・・して、ヒマを潰す。
すばらしき“応急”措置
この折れたパーツ(にピントが合ってないけど)を、わざわざ溶接してきてくれた。
クラッチ本体の手前でワイヤを固定するステー?(まぁつまりは、何のパーツかよくわかってないんだけど)が、ポッキリ折れたのだ。
村松自動車
わざわざ面倒な作業をしていただき、本当にありがとうございました。
レッドバロンの人も、「ものすごくちゃんと溶接してありますね~」ってホメてましたよ。
お陰様で、無事に帰ることができました。
新潟にお住まいの方、おクルマの修理・メンテナンスのご用命は、下記まで。
修理してもらった後は、時間的にも気力的にも海まで行く気にはなれず、三条市辺りを通って、北陸道~関越道でサクッと帰宅。
- 走行距離=751.6km