食べある記:2015/03/22:喜多方ラーメン坂内・小法師 川崎東田店
冷やしラーメン@会津坂下町
冷やし中華じゃなくて、ラーメンをそのまんま冷やした感じのヤツ。
もうすっかりコンビニの定番商品でもあるので、珍しくもなんともないだろうが、全国的にメジャーになったのは・・・覚えてないが、少なくとも1990年代以降だろう(※オレ記憶)。
私が生まれ育った会津坂下町には、ガキの頃(1970年代)からあった。
元々は山形が発祥らしいので、パクリはパクリなんだろうが、会津ならではの太麺・ちぢれ麺で、サッパリしていて、ウマかった。大好きだった。
そんな冷やしラーメンの記事がFacebookの会津坂下町公式ページに出ていて、懐かしくなった。
というわけで、当該記事の写真に勝手に直リンク。
いしやま食堂。会津坂下町での冷やしラーメンのパイオニア。出典:会津坂下町役場 - 産業課 商工観光班より... | Facebook
この辺は昔は商店街だったはずだが、向かって左が駐車場、右は工事中なのかな?
私は「田舎を捨てた」人間であるので、エラそうなことを言えた義理ではないが、こうして故郷が寂れていくのは、やはり切ない。
ラーメンも、おふくろさんと二人で行ってたガキの頃と全く同じビジュアルで*1、それだけで泣きそうになってしまった。出典:会津坂下町役場 - 産業課 商工観光班より... | Facebook
トシを取ると、涙もろくなっていけませんね。
ま、ラーメン食うためだけに、この時季に片道約350kmを北へ向かうガッツはないので、近場でガマンします。
喜多方ラーメン坂内・小法師 川崎東田店
坂内食堂の流れを汲むこのチェーン店にはたまに来てた・・・と思って過去の写真を辿ったら、実に約3年半ぶりだった。
心なしか、店内はキレイになっていた。
和風冷やしラーメン(大盛り)。私は、ここではコレしか食ったことがない。どの辺が”和風”なのかは不明だが、「冷やし”中華”」に対して”和風”なんだろう(たぶん)。
しばらく来ない間に、チャーシューとわさびが”別盛り”になってた。
これはたぶん、
坂内食堂にも冷しラーメンはありますが、チャーシューがバラ肉なので脂が固まって美味しくないし、
こういうことを言うヤカラが増えたからだと思う。グルメ(笑)ってめんどくせえな。
この太麺ですよ、これですよコレ。シコシコ・ツルツル・ヒエヒエの食感がたまらんです。チャーシューは当然食う前に”ガッ”て全部入れますよ。スープは、もっと薄味の方がいいですけどね。スープだけなら「いしやま食堂」の方がおいしかった気がします(※遠い記憶)。
写真にバリエーションを持たせるために(笑)、かみさんには強制的に「ねぎラーメン」を食ってもらいました。「アタシも冷やしが食べたかった」と申しておりました。
餃子もナニゲにウマいのです。
メジャー・チェーンならではの、PB商品? 以前はGABANの大粒のヤツが置いてあったはず。(私的には)そっちの方が良かったのに。
繁盛店ゆえ・・・
ここはJR川崎駅の改札から歩くとゆうに10分以上かかるのだが、日曜とは言え、午後3時過ぎなのにずっと満席だった。
で、問題は店員さんである。
店員のオネエチャンが”雑”すぎる。愛想がないのはまあ別にイイとして・・・
混んでたのでカウンターに座ったのだが、かみさんのねぎラーメンはよそ見しながら”斜めに”・”ドンッ”って置くし、隣の人にラーメンを出すとき、お盆を思いっきり私の肩に当てるし(当然一言も無し)・・・かみさんには「ラーメン屋なんだからさーいちいち怒んなよ、ちっちぇえなあ」とタシナメられたが、ラーメン屋だろうがなんだろうが、配膳は丁寧にやるのが基本だろう。
せっかくのおいしいラーメンが台無しである。
繁盛店ゆえ、店員さんの教育も、きちんとして欲しいものである。
*1:私はガキの頃病弱だったので、小学校低学年の頃は月1、高学年になってからは半年に1回、定期的に町の厚生病院で検診をして、その帰りにおふくろさんと二人でよくこれを食べた