「二輪車・高速料金の引き下げ」を日本の片隅で訴える(2)

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「BikeJIN」今月号(2015年5月号)「培倶人フリートーキング」内

全国オートバイ協同組合連合会会長・吉田純一氏の以下のコラム

不公平感の強い高速料金はいつ改定されるのか?

に関して書いた前回の話のつづき。

今後目指す方向性

吉田氏のコラム(以下「当該コラム」)内の別枠に記載されていた「今後目指す方向性」は、

ETCのデータ上で、二輪と軽四輪を分けて集計する必要がある

ということらしい。

記事中では主語が省かれているので「誰が」集計するのかは不明だが、ETCのデータは国交省が握ってるんだろうから「国交省に分けて集計するように促す」ってことなんだろうか。であるなら、役人さんがそんな手間とコストばかりかかって”実益”のないことを、今さらやってくれるのだろうか。

ますます「本当に期待していいのか?」疑心暗鬼になる。

松浪健太ギイン

「『二輪 通行料金 国会』でググると昭和60年の衆議院議事録がヒットする」と前回の話で書いたが、「二輪 高速料金 国会」でググると、当該コラムに”主役”として登場する松浪健太氏について書かれたブログがヒットする。

どうやら氏は、2012年から国会で二輪車の高速料金について働きかけをしており、前回の話にも書いたが、当該コラムでは

3月5日に衆議院予算委員会で松波健太衆議院議員がオートバイの様々な質問をしてくれました

とあるので、2012年から今年の3月までずっと、国会で何某かの働きかけを行っているようだ。

が、残念ながらご本人のブログでは、2012年6月を最後にオートバイについては全く触れられていないばかりか、昨年の衆院選後はブログの更新さえされていない。

議員センセーはお忙しいのかもしれないが、どうか一般大衆にもわかりやすいように、現状を報告して欲しいものである。

外圧

真実のホドは知らないが、「限定解除」制度はH-Dを売らんがための米政府の外圧によって、いとも簡単になくなったらしい。

それならば、「高速料金が高いから我がBMWのツアラーが売れない」とでも、独政府に外圧をかけてもらうしかないのだろうか(ま、BMWのツアラーを買える人達は高速料金ごときにケチケチしたりはしないだろうが)。 

私たちの望むものは

私たちの望むものは
社会のための私ではなく
私たちの望むものは
私たちのための社会なのだ

大げさなことを言うつもりはないが、どんなに望んだところで、「手段」がなければ何も変えようがない。

岡林さんより、信康さんより、千春さんが好き

自分でやらなきゃダメなんだ

20世紀最大のロックスター_ジョン・レノンは

自分の夢は自分で作るのさ。
リーダーたちがやってきて、君たちの代わりにやってくれるとは思わないことさ。
自分でやらなきゃダメなんだ。

と言ったらしい(もちろん日本語で「さ」なんては言ってないだろうが)。

私にできることはなんだろうか。

まずは、この超メジャーブログ(笑)で「二輪車・高速道路料金の適正化」を訴える次第である。

(おわり)