バイクの日に東京のど真ん中のバイク駐車場を見に行く
8月19日は「バイクの日」
今日8月19日は、「バイクの日」だそうだ。
今朝の日経朝刊に「8月19日は『バイクの日』」という一面広告が載っていたので、改めて思い出した。8月19日は「俳句の日」でも「排球*1の日」でも「配給日」でもあると思うのだが*2、なぜか一番ムリヤリな「バイクの日」が一番メジャーらしい。
バイク≠自動二輪車
ちなみに、私はこのブログでは自動二輪車のことを「バイク」とは表記しないように注意している。なぜなら、現代はチャリンコのことを「バイク」と書きたがる人が多いからだ。
はるか昔、少なくとも70年代頃からずっと「バイク=自動二輪車」であって、「バイク=自転車」という認識は、ついここ十数年ぐらいのことだと思うのだが、ある人のブログを見たときから、チャリンコ乗りに敬意を表して、私は「バイク」の呼称を自転車に譲ったのである。
そのブログには「“バイク”で一日かけて伊豆半島を一周した」と書いてあり、海岸線をキレイに通った走行ログの地図が合わせて掲載されていた。
「バイクで伊豆半島一周なんてフツーじゃん」
そう思いながらよく読んでみたら、なんと「自転車で一日かけて伊豆半島を一周した」という記事だった。そりゃスゲえわ。東伊豆はともかく、南伊豆から西伊豆にかけては、グネグネ道に加えて勾配の激しい道がずっと続くからだ。
知り合いのトライアスロンをやってる人に聞いたら、トライアスリートにとっては「“バイク”による伊豆半島一周」は割とフツーのことらしい。まじでスゲえわ。
そんなワケで私は、このブログではあえて自動二輪車のことを和製英語である「オートバイ」と表記しているのである。
ま、もちろん普段は「バイク」って言ってるけどね。
東京のど真ん中の二輪駐車場
冒頭の日経の広告では、三原じゅん子“先生”(元ヤンキーアクトレス)が二輪駐車場の必要性について訴えていた。
二輪駐車場の一例として「丸の内パークイン自動二輪駐車場」の写真が載っていたので「へえ~そんなところに二輪駐車場があるんだ」と思って、会社帰りに寄ってみた。
当該駐車場は、新丸ビルの地下2階にあった。
上の写真と同じ場所を、向かって右側から撮影▼。
どうやらこの「ブルーライン」が、ここの駐車場では「オートバイ用」を示す“道標”らしい▼。
上の写真の広めのスペースの反対側の狭いスペースも、オートバイ用駐車になっていた▼。
こちらは上の写真の壁を挟んだ隣のスペース▼。
それにしても、1台当たりのスペースが狭い。「X-MAX」ってのは初めて見たけど、全長2,160mmのマシンでさえラインぎりぎりだから、クルーザー系やツアラー系を駐めたらちょっとヒンシュクかもしれない。
こちらは少し離れたもう一方のオートバイ用スペース▼。
ここに至ってはもう「原付/原付二種専用スペース」ってぐらいに狭い▼。
オートバイ専用ゲートはこんな感じ▼。まあこのぐらい幅があれば、パニアケースが思いっきり横にはみ出たツアラー系でも問題なく通れるだろう。
決済端末▼。上の写真を見てもらえばわかるが、なぜか左側に置いてある。もちろん左側でも不便はないだろうが、やっぱり日本人的には、右側にあった方が違和感が少ないと思う。
料金はご覧のとおり▼。
- 最初の1時間は無料
- その後5時間までは1時間毎に100円
- 6時間を超えたら24時間までは500円ぽっきり
500円ぽっきりは安いなあと思うが、その代わりに上記の一連の写真のとおり、アンカー類とか前輪を固定するとか、セキュリティ対策用のインフラは一切ないので要注意だ。
「防犯は自分でやりなはれ、その代わり、お安うしときまっせ」
ってことなのだろうか。
少なくとも、こういった▼お高いマシンを安心して駐められるスペースではないように思う。
▲MVアグスタ F3AGO(2014):レッドバロン川崎幸店の「商談室」にうやうやしく置かれていた。800ccという中間排気量にも関わらず、お値段2,490,000円!
で、利用規程をよく読んだら▼
2.以下の車両は入場をおことわりいたします
(5)その他所定のスペースに収容できない車両、〔後略〕
とあった。クルーザー系・ツアラー系は、ハナから駐めるのをあきらめた方がいいかもしれない。
いや、よもや入場を断られることはないとは思うが、ヒンシュクを買ったり他の車両にぶつけられたりすることは覚悟しなければいけないかもしれない。
(つづく)