4年前の今日をふり返って、もう事故はコリゴリだと改めて思う
ごく数人の奇特な方々を除いて(いつもありがとうございます、心から感謝しています)、「はてなブログ」方面からはまったく相手にされていないこのブログだが、私はまったくめげずに今日も書くのである。「今日」といっても、ネタを探し続けて、決めあぐねて、気づいたら2015年8月20日はあと25分しかないのだが。
ちょうど4年前にあの道を通った昼
2011年8月20日15時24分、神奈川県大和市の▼なんてことのない直線道路で、私は事故った。
▲このストリートビューの画像の手前のマンションから出てきたクルマが、「居酒屋さくら」の先あたりで道路左寄りに停車したので、「なんだこいつ?」と思いながらもかまわずに右側を抜こうとしたら、いきなり右折を開始したのである。もちろん、ノーウインカー*1で。
当然急停止をする暇さえなく、当該クルマの右フロントフェンダー部分に突っ込み、左側に転倒した。事故直後はカラダの異変に気づくことなく、「あー良かった、どこも何ともねえわ」と思いながら、倒れて右前方に“滑走”して、その腹を見せて横たわっていた愛車M109Rを起こそうとした時、左肩に激痛が走った。
とてもとても装備重量400kg超のマシンを起こせる状態ではなく、親切な近所の2人のおじさんが手伝ってくれた(その節は本当にありがとうございました)。
まあ、ここでこれ以上、事故原因の詳細は語るまい。
相手のクルマは、その後の応対を考えても確かに“バ○女”だったが、私の「判断ミス」であったことに違いはないのだから。
左肩鎖関節脱臼
左肩は、「肩鎖関節脱臼」という、鎖骨と肩甲骨をつないでいる関節が外れて、鎖骨がピヨーンって上に上がってしまう症状だった。
見た目的には、ほぼ▼こんな感じ。左肩だし、ここまで胸筋はないけど(笑)
画像出典:肩鎖関節脱臼した患者さん。スポーツ外傷が得意な江南市のはっとり接骨院|江南で交通事故後の通院、治療ならはっとり接骨院へ
1年ぐらいは、前に置いてある物を取る時や、靴紐を結ぶ時さえ激痛が走って生活に支障を来した。
当時の「事故後経過メモ」は▼こんな感じ(時系列降順)。非公開の「はてなダイアリー」に当時書いたものなので、言葉が汚くてすみません。ただ、まともな対応をしてくれる病院/医者が非常に少なかった。そしてご覧のとおり、会社を休んだのは通院のための2日間だけだった。
- 2011/08/26(金)
- 出勤
- 肩の可動域はやや広がってきた感じ、ただし違和感は変わらず、負荷がかかると相変わらず痛い
- 2011/08/25(木)
- 出勤
- 2011/08/24(水)
- 出勤
- 2011/08/23(火)
- 関東労災病院:ただ待たされただけ、待ち時間3時間・診察15分!「大丈夫だ」と言われたが甚だ根拠薄
- 2011/08/22(月)
- 川崎幸クリニック:クソの役にも立たないダメ医者、紹介状を書いてもらっただけ
- 2011/08/21(日)
- 日曜で当然病院休み、何をどうすることもできず、ただ痛みを耐えるのみ
- 2011/08/20(土)
- 事故当日
- 大和市立病院(救急搬送):治療も何もしねえくせに¥15,000も請求するクソ病院
「2~3年で痛みはなくなって違和感もなくなる」なんて ある医者は言ってたが、確かに痛みはないものの、いまだに左肩に違和感は残る。そりゃ鎖骨が”ほぼ”外れているのだから当然なのだが、医者ってのも本当にいい加減だなあ、と思うのである。
M109Rは約2ヶ月後に復帰
愛車M109Rも、大変申し訳ないことに私のカラダと同様に傷つけてしまったが、約2ヶ月後にはすっかり元どおりになって還ってきた。
ひとつ驚いたのは、40~50km/hで思いっきりクルマに突っ込んだのに、相手のクルマのフロントフェンダー部分は見るも無惨にベコベコになっていたのに、M109Rのフレームはもちろん、フロントフォークにもまったく歪みがなかったこと(※レッドバロンの秘密兵器「ACIDM」で測定してもらった)。
当時は「さすが倒立フォーク!」なんて、虚しく独りごちてた。
裁判で争う
裁判をやったのも、いまではいい思い・・・いや、結果が良かったわけではないので、いい思い出ではない。
事故の日付と、この▲記事の日付を比べてもらえばわかると思うが、実に3年以上も”争って”いたのである。私が当時契約していた保険会社と相手方の保険会社がたまたま同じで、私の契約分は事故後1年以内には支払われたのだが*2、相手方の分は「もう支払ったから、こっちの分は払わねえ!」とゴネ続けたのだ。
契約するまでは調子のいい文句を並べて、いざ保険金を支払う段階になると、あれやこれやと理屈をこね回して支払を拒もうとする。
保険会社ってのは、本当にろくなもんじゃないと思った。
まあ保険会社なんてどこも同じだとは思うが、「あいおいニッセイ同和損保」に加入している人は、「死んでも」事故らない方がいいと思う。
裁判では結局、弁護士から「このぐらいは支払われるはず」と当初聞かされていた金額の5割弱の金額で決着した。
長い長い時間がかかったわりに、後味のいい終わり方ではなかったが、裁判長のクソイジワルな質問に対して必死こいて回答したり、裁判を“自分のこととして”体験したのは、決して悪いことではなかったと思う。
宵越しの銭は持たない
こちらには「障害(12級5号)」も残ったので、当然いくらかのお金も入った。でもそのほとんどをキャバクラで遣ってしまった。もう一銭も残っていない。
まったく、ホントに僕はかわいいヤツだよ・・・。