「クラシックカー・コレクション」でクラシックなBMWにホレる
「TPPって、なんか”いいこと”ばっかり言ってるけど、ホントのところはどうなんだろう」と、それについて書いてみようかと思ったが、「コムズかしい問題について、コイチ時間で付け焼き刃的なことを書いてもなあ」と、逡巡していた。
で、ボケッ~とスカパー!の「ディスカバリーチャンネル」を見ていたら、
「クラシックカー・コレクション(原題:Chasing Classic Cars)」でステキなクラシックカーを取り上げていたので、これをネタにしよう。
ま、このクルマについてはよく知らないので、結局は”付け焼き刃”なんだけど。
なお、「クラシックカー・コレクション」については、こちら▼の記事を参照していただけると幸いです。
BMW 507
BMW・507とは、ドイツの自動車メーカー・BMWが1956年から1959年まで製造していたスポーツカーである。
チューニングした502用3,200ccエンジン搭載。
安価を目指したが、開発費が嵩んでしまった結果、メルセデス・ベンツ・300SL並の高価格車とならざるを得ず、販売不振によって短期間のうちに製造中止。総生産台数は252台とごく少なく、BMWの経営不振を招いた。- BMW・507 - Wikipedia ※一部省略
「クラシックカー・コレクション」のウェイン・カリーニ氏によると、かつては「フェラーリのカブリオレ (275GTBとか?)」の4分の1ぐらいの価格で入手できたらしいが、近年は相場が急騰し、オークションで、200万ドル以上で落札されたこともあったらしい。
フロントからリアに流れる、優雅な曲線が美しい。
画像出典:ディスカバリーチャンネル「クラシックカー・コレクション」
トランク・リッドの曲面も見事だ。画像出典:ディスカバリーチャンネル「クラシックカー・コレクション」
そして、ちゃあんとキドニー・グリルになっている。
画像出典:ディスカバリーチャンネル「クラシックカー・コレクション」
「こんなクルマ見たの初めてだなあ」「昔のBMWにも、こんなキレイなロードスターがあったんだ」なんて思いながら見ていたのだが、写真を撮りながら何度も見ていたら、ふと思い出した。
実は、所有していたのだ
1/43サイズだけど。
「3.11」のときの大きな揺れで、飾っていたアクリルケースごと床に落下したので、サイドボードの奥の方にしまい込んでいて、すっかり忘れていたのだ。
このミニカーは、10年以上前に日本市場から撤退した「デル・プラド」って出版社が、14年ほど前に発売していた「カー・コレクション」って一連のシリーズの付録のひとつだが、実車(と言っても”テレビ越し”に見ただけだけど)の優雅な曲線が、ほとんど再現されていない。
ただ、デカいタイヤはちゃんと再現されていて、「このクルマ、昔にしちゃタイヤでけえなあ」とずっと思っていたのだが、ウェイン・カリーニ氏が
「とくにイイのが、ホイールとタイヤです。細いけれど大きくて、クルマをクールに見せてくれます。」
と、ちゃんとおっしゃていた。
まあこんな出来の悪いミニカーじゃなくて・・・
▼日本にも、ちゃんと実車を所有している幸せな方がいらっしゃるようだ。
うらやましいッス。