ストレス解消で酒を飲んで、余計にストレスが溜まるという悪循環
自分が苦しくなるだけなのに
日本経済新聞のサイト「ライフ」のトップにあった「働くママ&パパに役立つノウハウ情報サイト | 日経DUAL」からの記事を、パパでも、もちろんママでもないのに何となく読んでいたら、今日の自分の状態とまったく重なっていて、「なるほどですねぇ・・・」と独りごちた。
悔しい、つらい、腹が立つ。そんな嫌な気持ちを抑えるのはとても難しいもの。そこで人がよく行うのが「快感をかぶせる」という対処法です。とにかく快感をかぶせてしまうと、手っ取り早く嫌な感情は消えてしまう。
その手段としてよく使われるのが「お酒」です。お酒を飲むと、ふわっとして一瞬楽しい気分になる。眠くなるから「眠って嫌なことを忘れられる」ようにも思えます。
しかし実際はお酒が睡眠の質を下げ、よく眠れないから余計に苦しくなる。つい、また飲酒してしまう。
このように、結果的に自分を苦しめるのにもかかわらず、その行為を続けてしまうことを私は「しがみつき」と呼んでいます。
人は何かにしがみつきたがる。それは宗教であったり、男や女だったり、あるいはクスリだったり。私の場合は、「酒」なのである。
昨日も飲んだくれたあげくに
先日の健康診断で「空腹時血糖値」が異常に高かったので、
やっぱ原因は酒かなぁ(他には遺伝以外は原因が思い当たらないので)と思いつつ・・・
ネット上の記事によっては、「適度の飲酒であれば、かえって血糖値を下げるのに有効」なんて書いてあるので、
酒が血糖値に対して良いのか悪いのか何だかよくわからないが、取り急ぎ弱気な私は、週に2日、月曜と水曜は休刊日とした。つい先週からだけど。
で、昨日の木曜日。待望の「酒を飲んでいい日 (※自分ルールで)」である。
ストレスたまりマクリマクリスティ状態なので、「酒だ!酒だー!」と、血糖値を気にして「糖質ゼロ」の発泡酒をプシュ~として、まる1日“禁酒”した身には、糖質ゼロの発泡酒でさえウマく感じ・・・いや、やっぱり発泡酒はマズかったけど、いつもの安物ウイスキーによる手作りハイボールに突入してからは、
もう止まらなくなってしまった。
酔っ払ったアタマでは、「ま、明日は休めばいいか」なんて思って構わず飲み続けて、気づいたら午前3時。
やっぱりいちおう寝とくか・・・と床につき、あっという間に、毎朝かみさんに叩き起こされる午前6時。
・・・あ、今日やることテンコ盛りじゃん・・・・
休んでる場合じゃなかったのだ。
脳みそボケボケ、マナコはショボショボ、フラフラ・ヘロヘロになりながら、なんとか仕事をこなしたのだった。
それでもやっぱり酒が好き
私から「後悔」を取ったら何も残らないぐらい、後悔で埋め尽くされた人生だが、特に酒による失敗は数え切れない。ここに書いて笑い飛ばせるようなレベルならいいけれど、とてもとても、そんな“ライトな”失敗ではない。
ちっぽけな一生ではあるけれど、いろいろな意味で一生に残る“傷”を残した失敗もあった。
それでも、やっぱり酒だけはやめられない。
今日もコンビニに寄ったら、新商品があったので思わず買ってしまった。
なんと、[LIMITED EDITION]である。
「やっぱり、“メーカー謹製”のハイボールはウマい!」
と書くつもりで買ったのだが、それほどでもなかった(笑)。
「アルコール度数=8%」ということで、缶の「角ハイボール」と「角ハイボール〈濃いめ〉」の中間なのだが、それほど濃くは感じなかった。
必然的に「飲み足りない感」が残り、やはりいつもの「手作りハイボール」に戻る。
こうして私は、酒にしがみついたまま、このちっぽけな人生を終えていくのだろう。