「Honda Collection Hall」に行ってきた:導入篇
いつもどおりの遅い出発
2016年2月12日の金曜日は、お休みをいただいた。木曜日が祝日で、仕事がさほど忙しくなければ、金曜も休みたくなるのが落ちこぼれサラリーマンの性 (さが) である。
- 前日の宮ヶ瀬ダムへのツーリングについてブログを書くか
- せっかく平日に休んだので、どこかに出かけるか
朝起きてから悩んだが、悩んで悩んで悩んだ挙げ句、出かけることにした・・・午前10時過ぎに。遅すぎ。
(でも、目的地は栃木だから、そんなに時間かかんないでしょ)と思っていたらトンデモなかった。ここのところ平日にクルマ/オートバイで出かけてなかったので、「首都高は平日も渋滞する」ってことをすっかり忘れていた。
そりゃ午前10時過ぎじゃあ、配送のトラックだけじゃなくて営業車もたくさん稼働する時間だ。(皆さん、お仕事ご苦労さまです)と思いながら、必死コイてクラッチペダルをキコキコする私であった。
「ツインリンクもてぎ」内にある「Honda Collection Hall」を目指して・・・。
「ツインリンクもてぎ」は遠かった・・・
結局3時間以上もかかって、13時20分頃「ツインリンクもてぎ・南ゲート」にようやく辿り着いた。栃木って遠いのね(笑)。
12時50分頃にはすぐ近くを通っていたのだが、「入口」がわからず、しまいには道に迷って周辺をグルグル廻っていたのだ(恥)。
日産純正カーナビは情報が古く(約6年半前に地図を更新したっきり)、ライバル会社だからか(?)「ホンダコレクションホール」は「50音検索」の選択肢になく、Googleマップで表示される住所(栃木県芳賀郡茂木町茂木町桧山120−1)を「住所検索」に打ち込んで向かったのだが、案内されたその場所は、ただの山の中だった(笑)。
ただそんな事態は「古いカーナビあるある」なので、ある程度予想はしていたのだが、(ま、現地に行けば案内板ぐらいあるだろ)とタカをくくっていた。
ところが、まあ見事なまでに何もなく *1、茂木町の街中近くまで抜けてウロウロしてUターンして、さらにクソ狭い農道を通ってウロウロして、たまたま通った栃木県道51号線で、ようやく「ツインリンクもてぎ・南ゲート」の看板を見つけたのだった。
「ツインリンクもてぎ」ホームページの「アクセス」に明記されているとおり、最初から「南ゲート」を目的地にして行けば良かったのだ。自分でもイヤになるほど、相変わらず思慮が浅い。
画像出典:ツインリンクもてぎ|交通アクセス
前日はオートバイ、この日はクルマ
最初から目的地が決まっていて、ただ移動するだけなら、断然クルマの方が良い。当たり前だけどぜんぜん寒くないし、アホみたいに重ね着する必要もないしね。
(▲「Honda Collection Hall」のすぐ隣にある駐車場)
来る途中、エアコンの効きが悪くて(とうとう壊れたのか?)マイッたが、愛車・日産スカイラインクーペ (CKV36) には「シートヒーター」という快適装備が付いているのである。2008年2月に納車してからちょうど8年目にして、ほぼ初めてまともに使用したシートヒーターだが、思いの外暖かかった。
まあ今日日、シートヒーターなんて珍しい装備でもなんでもないが、二輪の方の愛車であるスズキBoulevard M109Rの方はグリップヒーター等の快適装備は一切ない「漢 (おとこ) マシン」なので、それに半日乗って *2 凍えた翌日にこうしてクルマに乗ると、その快適装備の有り難みが身に染みるのだ。
やっぱり、冬場はクルマだねえ・・・。
「夢リング」は目に入らず
そんなこんなで、ようやく辿り着いた「Honda Collection Hall」。
道に迷っていた時、何度かイラついて帰ろうと思ったが、帰らなくて良かった(笑)。
写真では少々見にくいが、昭和の超偉人・本田宗一郎氏直筆による「夢リング」が入口正面に鎮座して、私を迎えてくれた・・・
というのはウソで、とりあえずトイレに行きたくてしょうがなくて、本田宗一郎さんの文字などまったく目に入らなかった。上の写真は、帰り際に(あ、「夢リング」撮ってなかったわ)と気づいて、戻って撮ったもの。
ストリートビューでも見られるけど
ご存知の方も多いと思うが、「Honda Collection Hall」はその館内をGoogle ストリートビューで見ることができる *3。
昨年も一度行こうと思ってストリートビューで館内をチェックしたら、(見たいオートバイ/クルマが少ねえなあ)と思って、結局行かなかったのだ。
が、以前行った「トヨタ博物館」も、
「スズキ歴史館」もとても楽しかったので、
「Honda Collection Hall」もきっと楽しいはずだ、と思い直した。
実際、そこに置いてある数多くのクルマ/オートバイを見て、そりゃあもう楽しかった。今回もまた、「来て良かった」と心から思えた。
というわけで、大好評企画 *4「博物館シリーズ」の第三弾として、次回からしばらく「Honda Collection Hall」の展示車や施設を紹介します。
(つづく)