川崎ラプソディ (4):いつものより道もどり道

昨日 (2016年4月28日) は「明後日引越なんで」という口実をつかって早退した。新川崎駅から徒歩で帰宅するのはもうこれが最後なので、写真を撮りながら、のんびり帰り道を歩いた。そんな記録。

toshueno.hatenablog.com 



 

パークタワー新川崎

新川崎駅の、もっとも降りる人が少ない所から出ると、「パークタワー新川崎」がドーンと見え・・・って、まあどこから出ても、このバカでかいマンションは見えるのだが、この位置からは手前の小さなアパートとの対比がおもしろい。
f:id:ToshUeno:20160428144943j:plain
手前のアパートは昔っからある古びたアパートだが、川崎でも指折りの「駅近物件」である。駅 (の敷地) から徒歩5秒、改札からでも早めに歩けば1分とかからないだろう。

 

会津屋食堂

駅から少し歩くと、「会津屋食堂」という居酒屋がある。聞くところによると、オーナーは私と同じ会津出身だそうだ。よってこの店名も「むべなるかな」である。
f:id:ToshUeno:20160428145035j:plain
まあだからといって、結局いち度も、この店の暖簾をくぐることはなかったのだが。

tabelog.com

 

鹿島田駅まで歩く

狭い路地を歩く。平日の14時台はさすがに人通りは少ないが、帰宅時間帯はこの道が人で埋め尽くされるのだ。
f:id:ToshUeno:20160428145124j:plain

路地から「駅前通り」へ。左手には「立ち飲み屋街」があり *1、奥にはペデストリアンデッキと、さらにその奥には「サウザンドタワー」が見える。
f:id:ToshUeno:20160428145239j:plain

「日高屋 鹿島田店」は、5月2日オープンだそうだ。
f:id:ToshUeno:20160428145320j:plain
残念ながら、その日にはもう、私は川崎にはいない。ま、もしいたとしても、この店で何か食って帰ることはヒャクパーなかっただろうが。

鹿島田踏切。南武線から踏切がなくなるのは、いったいいつのことだろうか。
f:id:ToshUeno:20160428145358j:plainま (「ま」ばっかりだが)、もう川崎市民ではなくなる私には、まったく関係のないことだが。

 

住宅街を行く

「みゆきゴルフ」の前にある花壇を、帰宅途中に見るのも、本当にこれが最後。チューリップの花びらが落ちる前なら、もっときれいだっただろう。
f:id:ToshUeno:20160428145759j:plain

住宅街の一角にポツンとある焼肉屋「ジャン南武線」の前のカーブ。ここで車線を踏んでしまうようなヤツは、免許証を即刻返納した方がいい。
f:id:ToshUeno:20160428150103j:plain
ま (ホント「ま」ばっかりだが)、大半のドライバーが車線を踏みながらここを通過するのだが。なんでもっと、「丁寧に走ろう」と思わないのだろう。私には不思議でならない。

tabelog.com

そして、今日もまたそこかしこで、次々とミニ戸が建ち続けている。
f:id:ToshUeno:20160428150514j:plain

 

カーディーラー2選

三菱自動車

関東三菱自動車販売:川崎店」には、なんと客が2人もいた。(こんな時機に、こんなトコ来るなんてガッツあるなあ)と感心したが、この写真を見たかみさん曰く、「クレーム言いに来た人じゃん?」だそうだ。
f:id:ToshUeno:20160428150629j:plain
言われてみれば確かに、2人とも殺伐とした空気を漂わせていた。

ヤナセ

明日 (2016年4月30日) まで拙宅である賃貸マンションが程近くなると、スッタモンダを繰り返す「三菱自動車」の対極にある悠久のザ・ブランド「メルセデス・ベンツ」を擁する「(株)ヤナセ 川崎支店」がある。
f:id:ToshUeno:20160428151100j:plain

この店のショーウインドウ越しに、買えるはずもないメルセデス・ベンツの高級車を眺めるのが好きだった。
f:id:ToshUeno:20160428151119j:plain
いや、こんなFFの、廉価版の、「Aクラス派生車種」じゃなくてさ。こんなのを400万も出して買うぐらいなら、私は日産の“高級車”を買う。

 

「いつものより道もどり道」のネタ元

ちなみにタイトルは、長渕剛のファーストアルバムに収録されている隠れた名曲「いつものより道もどり道」からパクった。

www.kasi-time.com

  もう待ちました 待ち疲れました 待ちくたびれました

小6の頃、兄貴が買ってきたこのLPレコードを実家のステレオで聞いていたら、今は亡き母から「ガキのくせにこんな歌聴いてんじゃねえ!」と怒られた。

翻って考えると、女の“感性”に訴える何かがこの曲にはあって、その“何か”が、昭和ヒト桁生まれの女である母にしてみれば、「教育上よろしくない」と思えたのだろう。

そんな感性豊かでキレイな曲を初期の頃はよく書いていたのに *2、この人はいつから、あんな“芸風”になっちゃったんだろうか。  

風は南から (24bit リマスタリングシリーズ)

風は南から (24bit リマスタリングシリーズ)

 

そして、こんな▼“芸風”になってからも、この曲を歌っていることを知って、なんかちょっとうれしかった。

長渕剛 いつものより道もどり道 【2010 2011 TOUR TRY AGAIN at YOYOGI】

でも、このキレイな曲で、例の「オォイ!」はヤメて欲しい(笑)。

(つづく)

 

*1:写真を撮ろうと思ったが、仕込み中の店員さん達が店の前で忙しそうにしていたので遠慮した

*2:同じアルバムに収録されている「君は雨の日に」もまた、稀代の名曲である