ブルバードM109R:6ヶ月点検 (2016/03/27) +レッドバロン展示車いろいろ
前日 (2016/03/26) はクルマの点検で、この日 (03/27) はオートバイの点検。「点検の週末」である。
二輪の愛車であるスズキ「ブルバード M109R」は車検月が8月なので、「6ヶ月点検=2月」「1年点検=8月」とするのがちょうどいいのだが、今年は諸般の事情・・・というか単にメンドくさくなって、3月も終わり頃になってしまった。
ま、本格的に乗るのはこれからなので、時期的にはちょうどいいだろう・・・と無理矢理自分をナットクさせながら、まいど御用達の「レッドバロン川崎幸店」に向かった。
レッドバロン川崎幸店:2016年3月27日の展示車
まずは、作業を待つ間のお楽しみ、「展示されているオートバイのチェック」である。この日の展示車両では、流行りのマルチパーパス (アドベンチャー) 系の新車3台と、高級スーパースポーツ2台が目を惹いた。
ただマルチパーパスはギチギチに並べてあってヨコにさえ回り込めなかったため、フロント側からの写真のみ掲載する。あしからず。
Triumph TIGER 800 (2015)
新車・税込1,250,000円。
下の1200ccの2台と車格がほぼ同等なので、(お、こっちはずいぶん安いじゃん)と思ってしまったが、よく見たら800ccだった。
このリッパな車格で「800cc」ってのがちょっと不安になるが、パワー的には「必要じゅうぶん」ってところなのだろう。
YAMAHA XT1200ZE Super Tenere (2014)
新車・税込1,660,000円。
見た目の迫力は、下のGSにも負けてなかった。GSとの価格差は10万ちょっと。「より新しい国産」を取るか、「ちょっと古いけどブランド」を取るか、悩みどころだろう。
でも個人的には、スポークホイールは好きじゃない。
BMW R1200GS Premium Line (2011)
新車・税込1,790,000円。
“マルチパーパス特集”の最後は、真打ち「R1200GS」。年式は若干古いが、見た感じはマガいもない新車だった。新車なら200万を軽く超えるGSだが、2013年にFMCしているので、それ以前の型式ってことでこんなお買い得価格なのだろう。
これだけ年式が落ちると、「新車だからいい」ってモンじゃなくなるとは思うが、「ナニがナンでも新車のGSを、できるだけ安く買いたい!」ってヒトには最適な1台かもしれない。
BMW S1000RR (2013)
走行距離13,563km・税込1,798,000円。
こんなヒャクパーなスーパースポーツで、それなりに距離を走っているワリにはキレイな個体だった。きっとジェントルなオーナーさんだったのだろう。
ちなみにレッドバロンでは、
- オレンジのプライスタグ=新車
- グリーンのプライスタグ=中古車
である(ことに今さらながら気づいた)。
MV AGUSTA F4RR (2012)
走行距離2,595km・税込2,138,400円。
ヒト目でソレとわかる美しいデザインは、決してどのメーカーにもマネができない。
極力触らせないようにするためか(?)、びっちりヨコに「BMW S1000RR」が並べられていたため、この角度で撮るのが精一杯だったのが残念だ。
スーパースポーツになんか乗ったら、免許も、“命”さえもいくつあっても足りなくなりそうなのであえて興味がないフリをしている私だが、このカッコ良さには購買意欲をそそられまくりマクリスティだった。
SUZUKI GSX-R1000(K6) (2006)
走行距離12,911km・税込878,000円。
上の2台と比べちゃうと(「比べんなよ」とスズキ関係者は言うだろうが)セツなくなるほどチープだが、スズキ車ユーザーとしてはあえて採り上げておきたい。
ブランド力はもちろん質感でも太刀打ちはできないが、性能面では勝るとも劣らないだろう。
この個体は年式は古いが走行距離は少なく、パッと見た限りでは“ヤレ”も見られなかった。年式を気にしないヒトには、お買い得な1台だろう。
ちなみにこの日のレッドバロン川崎幸店には、「600・750・1000」各排気量のGSX-Rが勢揃いしていた。お好みでどうぞ。
Triumph Thunderbird Commander (2014)
走行距離5,969km・税込1,500,000円。
(おっ、ロケットスリ・・・いや違うわ)
二眼のヘッドライトだけを見て、一瞬、泣く子も黙る2.3リッターマシン「ロケットIII」かと思ったが、明らかに車格が小さいのですぐに気づいた。まあでもアチラのデカさが異常なだけで、じゅうぶんリッパな体格のクルーザーである。
パラレルツイン・1,699cc。「クルーザーが欲しいけど、Vツインだけはどうしてもイヤだ」というカタクななコダワリがあるヒトには、唯一の選択肢となる。
無事「6ヶ月点検」を終えて
6ヶ月点検の内容は、この▼画像のとおり。
「エンジンオイル+ファイナルギアオイルの交換」も含めて、約1時間半程で作業を終えてもらった。
この程度の点検なら、ウデに覚えがある人なら自分でもできるだろう。私はウデに覚えがないだけでなく、「ディーラーには定期的にお金を落とすべきだ」と考えているので、こういう“イベントごと”は、基本的にディーラーにお願いすることにしている。
ちなみに料金はこんな感じ▼。
レッドバロンの場合、エンジンオイル代は「オイルリザーブシステム」と呼ばれる前払いシステムによって点検時はタダなので、ファイナルギアオイルの交換料金も含めて「8,920円」。これぐらいの金額なら、稼ぎの少ない私でも許容範囲だ。
そして今回は、工場長直々に作業していただいたのだが、相変わらずココの工場長はとても感じがいい。彼の接客態度の良さには、心から頭が下がる。
住宅ローンの本審査が終わっていないのでまだどうなるかわからないが、もし引っ越すことになっても、引越先から30km近く離れたこの店まで来ようと決めた。
なんと言っても、全国展開する天下のレッドバロンである。引越先からわずか2kmの位置の地元にも、別の店舗はあるのだけれど。