ブルバードM109R_車検前点検 (2017/08/12) +レッドバロン戸塚_展示車紹介
実に2週間も経過してからようやく書き始めた8月最初の記事は、このブログのド定番である「点検モノ」である。今回はスズキ・ブルバードM109Rの「2年に1度の1年点検=車検前点検」を、まいど御用達のレッドバロン戸塚にお願いしてきた。
風俗情報サイトではありません
(これだけ更新をサボると、アクセス数はどれぐらい落ちるんだろう)
そう思いながら、ひさしぶりに「はてなブログ」の「アクセス解析」を見てフキ出した。当ブログの6割超を占めるアクセス元サイトであるGoogleの、「詳しいアクセス元ページ」に「二俣川 ピンサロ」とあったからだ。
もちろんパーセンテージは「0%」なので *1 数自体は微々たるもんなのだが、 二俣川での免許証更新について書いたこの記事▼の
前の席から用紙がまわってきたとき、隣の席のピンサロで働いてそうなおねえちゃんが1枚余計にくれたので、記念に持って帰ってきた。
-3年ぶりの二俣川は何も変わっちゃいなかった - 遠くへ、もっと遠くへ
という一文が、Googleロボットさんの目に止まったらしい。実際にそのキーワードでGoogle検索すると、大量に氾濫する風俗情報のはるか下、34番目ぐらいに当該記事がヒットする(2017年8月13日現在)。
私はただ、違反者/初心者講習で隣の席に座った妙齢の女性のビジュアルを簡潔かつ的確に表現しただけなのだが、それが図らずも、二俣川界隈で *2 ピンサロを探している性欲ビンビンの方々を惑わすことになってしまったようだ。
「っんだよこれ!」
と怒りながら、ブラウザ/タブを閉じた人も3人ぐらいはいたことだろう。
どうもすみませんでした。他意はありませんので、何卒ご容赦願います。
レッドバロン戸塚_2017年8月12日の在庫車
オートバイの点検記事と言えば、レッドバロンの在庫車紹介である。今回も最新のマシンから旧車、はたまた「高級車」まで、厳選して紹介する。
ホンダ CRF1000L Africa Twin (MT Type) (2016)
2階フロアのいちばん手前・階段を上がってすぐのポジション、つまりこの店の8月12日時点でのイチオシマシンは、おっさんライダーの永遠のあこがれ=「ホンダ・アフリカツイン」の現行モデルであった。
ヨコの扇風機がジャマで、どう写真を撮ろうか四苦八苦していたら、通りがかった店員さんが手前に出してくれた。わざわざありがとうございます。
でも、せっかく手前に出してくれたのにこんな写真▼しか撮れず申し訳ありません。深く反省しております。
ホントこの写真を見たときは自分のヘタクソさにガッカリしたのだが、まあそれはともかく。ちょっと跨がってみようとも思ったが、シートのもっとも低い所がチンポの位置にあって *3、リアサスが沈むとは言えカカトまでは付かないのは明白なので自粛した。大切な売り物、しかも新車に何かヤラかしたらシャレにならない。
この目付きの悪さがタマらない。
そしてアフリカツインと言えば、このトリコロール・カラーがもっともしっくり来るというのは、おっさんライダーにならわかってもらえるだろう。
お値段は1,382,400円。つまりホンダが設定している標準小売価格とまったく同じ。新車とはいえ、1年オチでも定価で押し通すのはレッドバロンならではである。
ムダな装飾を排した“ツルン”として機械然としたエンジンは、いかにもホンダっぽくて好きだ。
その一方で、悪名高き「上下が逆の」ウインカーとホーンの各スイッチ。
愛車であるPCXも当然この仕様なのだが、とっさに押さなければいけないシーンの多いホーン・スイッチの方が、親指の移動距離が長い=つまり、コンマ何秒かクラクションを鳴らすタイミングが遅れるというのは、致命的な欠陥であると思う。なぜホンダは、この欠陥仕様をゴリ押しするのだろうか?
カワサキ Z900 (1973)
このヤレきった旧車を目にして、ほとんどのおっさんライダーは思わず「おっ」と声を上げるだろう。もちろん私もそのひとりだ。
オートバイの歴史にその名を刻む稀代の名車、カワサキ・Z900 (Z1) である。
無粋な耐熱ホースがせっかくのシリンダーを覆っていて興醒めだが、まあそのぶん何らかの“効果”があるのだろう。
もし万がイチこの個体を私が手に入れたら、こんなモノはソッコー取っ払うが。
このプライスタグ▼を見て一瞬、
(19万8千円か!安いな!まあだいぶヤレてるからなあ)
と思ってよく見たら、「198万円」だった。まあそりゃそうだよね・・・。
このクタビレきった旧車に200万を出すなんて私には考えられないが、それでも買う人はいくらでもいるのだろう。「名車」とは、そういうものである。
(▲こっちは売約済で出荷のときを待っていたスズキ・カタナ)
M109Rもいつかそうならないかなあ・・・ま、ならないか。
Harley-Davidson FLSTSB Crossbones (2011)
パッと見は古いけれどよく見ると新しい、H-D謹製のマシンが店頭に置いてあった。
スプリンガー・フォークのマシンはすべて「スプリンガー・ソフテイル」かと思っていたが、これは「クロスボーンズ」という名の、ワリと最近のマシンである。
「クロスボーンズ」・・・名前はいたくカッコいいが、このサラダボウルみたいなヘッドライトはどうなんだろう。
こんなことを書くとハーレー・フリークの皆さんには総スカン(死語)を食らうだろうが、私にはこのデザインセンスがまったく理解できない。
2011年式なのに、走行距離はたったの4,072km。
きっと床の間にでも大切に飾ってあったのだろう。それとも“サラダボウル”ライトが暗過ぎて、夜間は走れたもんじゃなかったのだろうか。
Harley-Davidson FXSE Breakout (2016)
サービスカウンターのすぐ近く、ワリと「高級車」が置いてあることの多いスペースに驚愕のハイプライス・マシンが展示してあった。
が、あまりにギチギチに並べてあったので、私の高度なスキルをもってしてもこんな▼写真しか撮れなかった。
こんなにお高いのだから、もっと仰々しく展示すればいいと思うのだが、あるいはまだ入荷したばかりで「仮置き」状態なのかもしれない。
なんてったって税込価格が「322万円(!)」である。
排気量が「110キュービックインチ」で、もろもろのパーツでスープアップされているのはわかるのだが、それにしても300万円をゆうに超える価値を、このキャシャでスカスカなマシンのどこに見出せばいいのだろうか。
ところが、こちらの記事▼によれば、
スタンダードモデルの238万円~245万円に比べて100万円近い差があるが、この内容を見れば、むしろお得とさえ思えるところだ。
だそうだ。ふーん・・・H-Dの世界はよくわからんわ・・・。
H-Dのお求めは「ハーレーダビッドソン横浜戸塚」へ
黒船が全貌を現す
さて、H-Dのマシンにさんざんケチをつけたので、お詫びがてら“宣伝”をしておく。
今年2月の点検記事▲にも書いたH-Dのショップが、横浜の僻地=戸塚の片隅についにオープンしたのだ。
スポンサーである「U-MEDIA」によるショップのブログを見ると、オープンは5月13日だったらしいが、私はクルマで何度か素通りしただけで、まじまじと店構えを見るのは今回が初めてであった。写真を見てもらえばわかるとおり、すぐ近所にある「ドゥカティ横浜(戸塚だけど)」のさらに上を行く圧倒的なまでのシャレオツさで、とてもとても冷やかしで入れるような雰囲気ではない。
それが理由かどうかはわからないが、写真撮影のために1回、ショップの敷地内にある自販機で「サントリー・すっきりしたトマト」を買うために1回の計2回ヨコを通ったのだが、その間の来客は無意味な爆音で周囲を威嚇して悦に入る低能ハーレー乗り *4 ただひとりであった。
今は亡き「ライコランド新山下店 *5」の、すぐ脇にあるH-Dショップ(こっちはまさに「ザ・ヨコハマ」な、元町とか山下町とかに程近い場所にある)は、いつ行っても賑わっていたと記憶している。
一方、オープンしてちょうど3カ月。あまりの客の入りの悪さに、「戸塚にしてはオシャレ過ぎた」と、U-MEDIA首脳部はきっと後悔していることだろう。
点検風景と費用
さて、ようやくここからが“本題”の点検である。例によってほとんど書くことはない。今回のトピックスは「工場長ジキジキに念入りに点検してもらったこと」と、「2時間半も待たされたこと」ぐらいだろうか。
レッドバロン戸塚の場合は同・川崎幸店と違って「待合専用部屋」がなく、サービスカウンターがある部屋のスミっこに置いてある木製のベンチもすぐにケツが痛くなるので、展示車両をひととおり見終えてしまうと他にやることがないのがツラい。
まあでも、川崎幸店ではめったにしてもらえなかった洗車を今回も丁寧にしてもらって、本当にありがたかった。
今回の費用はこちら▼。
点検項目だけに限れば、税抜11,200円。「ヘッドライトテスター測定=技術料1,400円」というのが少し気にはなるが、車検の際に光軸チェックで「×」になって、検査場の隣にあるコキタナい整備工場で2,000円も取られるよりはマシである。
無事点検も終わって、翌々日の月曜日(8月14日) に車検に行った。そのヨモヤマ話は次回に書く。