三重~和歌山ツーリング:2日目(10/11):3
かれこれ一週間以上この話題を書き続けていますが、もう飽きましたでしょうか。そうですか。
これまで書いてきたとおりたいしたネタはないものの、コネタはまだまだありますが、そろそろ終わりにしましょ・・・うーん、でも「夜の部」までは書けないなあ・・・
ようやく食事にありつく
潮岬を離れた後も、食事処を求めていくつかの道の駅に寄るものの、どこもみな駐車場が満車状態。探し疲れ、あきらめかけた午後1時半、ようやく適当な店を見つける。
婦夫波観潮
「これなんて読むんだろう?」
現場で初めて見たときは空腹を満たすことの方が大事で、これが何て読むかなんてことはどうでも良く、メシを食った後は、そんなことはすっかり忘れていた。
いま記事を書くに辺り検索してみたら、答えを見つけるのに数分かかってしまった。「めおとなみ」って(笑)・・・読めねえっつの。
(ここ▼に答えが書いてあった)
なんで「夫」より「婦」を先にしてるかっていうと、「女性をリスペクトしてのことだ」と、どこかのブログに書いてあったが、真偽のほどは定かではない。
まあそんなことはともかく、その横にあった小さなレストラン。その外観と「食事」の文字を見て、条件反射で駐車場に滑り込んだのだった。
店の名前(黒嶋茶屋)も、いま調べて初めて知った。「食べログ」も、たまには役に立つわ。
店内からの眺めは良かった。
ちなみに、ここにもまた、”命がけ”で釣りをしている人々がいた。好きだねえ・・・。
眺めはいいが、食べたい物がない・・・。
腹が減りまくっているので定食が食べたいが、揚げ物は食べたくない。かと言って、ハンバーグは好きじゃない。消去法で「焼肉定食」を選んだら、
「すみません、焼肉定食終わっちゃったんですよぉ・・・」
と、店員のおねえちゃんが言う。
まあこんな場所じゃ、肉がなくなっても、そうそう買いに行けないのだろう。
しょうがないので、「うどん定食」を選んだ。空腹のあまり、写真を撮り忘れてしまった(うどんは、おいしかったです)。
店を出ると、若いカップルが二組*1、恋人岬(笑)で愛を語り合っていた。若いってすばらしい。
写真をよく見たら、クルマの色がトリコロールになっていた。メルセデスとチンクエチェントの並びが逆だったらカンペキだったのに。残念。
がっかりスポット
「このままじゃブログ用のネタが足りねえよ」ってことで、かみさんがネットで見つけた観光スポットに行く。
「海中展望塔」という、名前からして何やらおもしろそうなそこに、ワクワクして行ったのだが・・・。
ホテルシーモアは営業中です
まずは、「海中展望塔」が設置されている、ホテルの外観から。
こちら▼はイメージ画像。
画像出典:南紀 白浜温泉の宿 | ホテル シーモア
現実はこちら▼。きったねえ・・・廃墟かと思ったよ(笑)。
まあ、ココに泊まるわけではないので、別にこれはどうでもいいのだが、ちょっとイヤな予感はした。
気を取り直して、海上に造られた通路を通って、展望台へ向かう。
途中、露天風呂で野郎どものフルヌードを目撃する(あえて拡大はしません)。
この露天風呂も、上述のきったねえホテルの関連施設かと思ったが、どうやら全然関係ないらしい。
海中展望塔はオトナ料金800円です
「海中展望塔」の入口。なんだよ「コーラルプリンセス」って(笑)。
まあ名称はともかく、長く(60段)、急ならせん階段を降りて目にしたものは・・・
こちら▼はイメージ図。
画像出典:白浜海中展望塔 コーラルプリンセス
そして、現実▼。
ガラスが汚れているのか、海水が濁っているのか知らないが、魚なんてほっとんど見えない。そもそも、水族館じゃない「自然の海」なので、魚自体がとても少ない。
これ▼もまた、現実。
決して撮影をミスったワケではなく(むしろ「奇跡の1枚」に近い)、実際に見てもこんな感じで、これでも、この日一番良く見えた方なのだ。
そしてまた、フザけた説明書きにイラッとする。「ごめんなさい m(_ _)m」じゃねえっつの ヽ(`Д´)ノ
さらに、室内がクソ狭い!この▲写真に写ってる家族連れが来る前に、私たち夫婦と、「母親×2+子供×3」および「若いカップル1組」がいただけだったが、それでもう満員状態だった。
ここのサイトには「団体割引:50円引き (30名様以上の場合)」なんて書いてあるけど、30人なんて一度に入ったら、まず身動きできない。
さらにさらに、急ならせん階段を延々と降りたワリには、水深がぜんぜん浅い。
帰り際によく見たら、らせん階段部分のほとんどが海上に出ていた。これまた、なんか損した気分になった。
室内には低俗な落書きもいっぱいあったし、これで「オトナ料金800円」とは、とんでもないボッタクリである。さすがは、・・・いや、これ以上書くのはやめておこう。
ま、金を払ったのはかみさんだし、ある意味、ネタにはなったからいいんだけど。
ちなみに、私ひとりの感想ではなく、こちら▼でもたくさん酷評されている。
それでも、「とても良い」に評価している人も何人かいて、「モノの見方ってのは、人それぞれなんだなあ」と、つくづく思う。
ようやくの夕暮れ
がっかりスポットを後にして、また海沿いを走る。
途中、変わった形の岩を見つけたので、かみさんに撮影してもらう。
どうやら「円月島 (えんげつとう)」という、この辺りでは有名なスポットらしい。
これを最後に(ま、円月島は”通り過ぎた”だけだが)、途中コンビニに寄ったぐらいで、あとはひたすら海沿いの道を走る。
日が暮れかかってようやく、遠くの空が少しだけ赤く染まりだした。
(つづく)
*1:うち一組は写真に写っていない