「Honda Collection Hall」に行ってきた:その他情報篇



 

記憶が消えないうちに

長期連載(笑)予定の博物館シリーズ第三弾「Honda Collection Hall」だが、クルマ/オートバイの展示車を紹介する前に、2回目にしていきなり、本当は最後に書こうと思っていた「それ以外の情報」について書いておきたい。

理由は以下のとおり。

  1. どうせなら写真に収めてきたクルマ/オートバイをすべて紹介したいこと
  2. とは言え、現在ブログ執筆に割り当てられる時間と自分の低い編集能力を考えると、かなりの日数がかかりそうなこと
  3. そんなんしているうちに、クルマ/オートバイ以外の雑多な情報の記憶がアホな頭から消え去ってしまうであろうこと
  4. クルマ/オートバイは、撮ってきた写真やWebの情報で記憶を補えること

 

入場時に「2,000円 (!)」を徴収される

南ゲートを通過する際、ゲート脇のボックスに常駐しているお姉さん *1 にまず「2,000円(!)」を請求される。「『Honda Collection Hall』は入館無料です」と謳っているが、その手前で当該料金を徴収されるので、実質的にはタダではない。

トヨタ博物館」が800円(※JAF割引料金)、「スズキ歴史館」は無料(※ただし予約制) だったことを考えると、破格の料金である。2,000円の内訳は、以下のとおり。

  • 当日駐車券=1,000円  ※四輪の場合
  • 当日入場券=1,000円

ただし、「当日入場券=1,000円」のうち500円分は「ご利用券」という名称の金券になっており、「Honda Collection Hall」を含む「ツインリンクもてぎ」内のレストランやショップの各店舗で使うことができる。
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この手法は、なかなか賢いと思った。

フツーの人なら(「当日限り有効」って書いてあるし、500円分もったいないから使ってしまおう)と考えて施設内の店舗を利用するだろうし(もちろん私もそう考えた)、500円以内で買えるものはあまりないので、多くの場合、それを超えた金額を支払う、つまり「ツインリンクもてぎ」側にとっては、さらなる収入を呼び込むことになるからだ。

 

ショップの品揃えは当然のことながらホンダオンリー

とは言え、ホンダ車ユーザやホンダファンでないと、ミュージアムショップで購買意欲をそそられるものはそう多くない。
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最初は「ホンダウイング」マークがデカデカとプリントされたTシャツを買おうと思ったが、現時点では「クルマ=日産、オートバイ=スズキ」でホンダ車のユーザでもないし、特にホンダに思い入れがあるわけでもないので思いとどまった。

ミニカー好きなので、ミニカー(ミニオートバイ)を買おうかとも思ったが、値段がハンパなく高くて、おいそれと手が出せるものではなかった。

▼「LITTLE Honda」のこんなショボいヤツが8,425円(!)。f:id:ToshUeno:20160212154157j:plain

▼「CB92」は確かにデキはいいように見えたが、それにしても19,440円(!!)。f:id:ToshUeno:20160212154207j:plainこの値段じゃあ、ごく一部の金持ちとか、人生を傾けるほどにこのマシンに入れ込んでいる人しか買わないだろう。

もし、ガキの頃乗っていた「VFR400Z」があって、5,000円ぐらいなら買っていたかもしれないが、ホンダの関係者もそんなマイナーマシンのことは覚えてさえいないだろう。 

結局、

をかみさんへの土産として購入した。
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高血糖値を気にしている私は一欠片も食べていないので味はわからないが、かみさんはどちらの商品も「ちょーウマい!」と言っていた。さすがは、いちご王国・栃木の代表品種をフィーチャーしているだけのことはある。

ちなみに、ミュージアムショップのレジのおばちゃんは、とても感じのいい人だった。

 

二輪用駐車スペースは気が利いている

「Honda Collection Hall」真横の駐車場には、二輪用の駐車スペースも併設されていたので、今後の参考のために撮っておいた。
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私が現地に着いた時はツアラー系のオートバイが2台駐まっていたのだが、残念ながら帰る時にはもういなくなっていた(オートバイがあった方が、スペースの広さがわかりやすかったのだが・・・)。

世界に冠たる最大の二輪メーカー・ホンダ(系の企業)が運営する施設の二輪用駐車スペースにしては若干ショボい気もするが、「必要にして十分」といったところだろうか。

オモシロいと思ったのは、ハンガーラック用のバーが備え付けてあって、そこにハンガーがいくつかぶら下がっていたこと(※要写真拡大)。一瞬(なんだ?)と思ったが、おそらく、カッパを干すために用意(?)されているものだろう。

この辺りの気の利きようが 、さすがは世界最大の二輪メーカーだなあ、二輪用駐車スペースさえ用意されていない「スズキ歴史館 *2」とは大違いだなあと、妙に感心してしまったのだった。

 

広大な敷地に圧倒される

「ツインリンクもてぎ」の南ゲートをくぐってすぐ、「Honda Collection Hall」に行くまでの通路の広大さにまず圧倒された。来たときは写真を撮る時間の余裕など一切なかったので(※閉館が16時なのに到着が13時20分頃だったため)、帰るときに記念撮影(笑)した。

よって、進行方向に南ゲートがある。
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上の写真は、この▼「全体マップ」だと一番下の「南コース」の脇の通路である。
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画像出典:ツインリンクもてぎ|場内マップ|全体マップ

こういった施設に通い慣れた人にとっては「何をいまさら(笑)」って感じだろうが、私は齢シジュウハチにして初めて訪れたので、広大さに圧倒されるとともに、なんだか妙にうれしくなってしまった。

これだけ広いと、腕に覚えがある人なら「バーンアウト」とかやりたくなるだろう。実際にやったら怒られるだろうけど。
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(▲日産の、しかも既にカタログ落ち(泣)したクルマで来てすみません)

この写真と「全体マップ」を見ていて、
(そう言えば、南ゲートと「Honda Collection Hall」の間しか通ってねえな)ってことに今さら気づいた。せっかく2,000円も払ったのに。
どうせなら、場内をぐるっと一周してみれば良かった(当日、どこまで自由に行き来できたかはわからないが)。

こういう機転が利かないところが、いくつになっても治らない(恥)。
ま、また行けばいいか。次はさすがに、道に迷うこともないだろうから。

(つづく)

 

*1:平たく言うと「山の中」でひとりポツンと働かされていて、ちょっとかわいそうだった

*2:オートバイは、四輪用駐車場の1台分に2台駐めるように案内されている