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トヨタ博物館:欧米車編

クルマ 博物館
平日に休んで、トヨタ博物館(通称”ヨタハク”)に行ってきた。
 
昨年10月にCG創設者の小林彰太郎さんがお亡くなりになった後、氏のフォトアーカイヴ展をやっている、というのをCGTVで見てから、ずっと行きたかったのだが(それまで、恥ずかしながらその存在さえ知らなかった)、土日はやっぱ混むんだろうな~・・・なんていつもの感じでなかなか行動に移せず、今日に至った次第。
ちなみに、当該アーカイブ展の内容をまとめた写真集「昭和の日本・自動車見聞録」を、放送を見てからすぐに注文したのだが、発行部数が少ないせいか、どこも売り切れで結局入手できなかった。
昭和の日本自動車見聞録

昭和の日本自動車見聞録

 

Amazonでは、業者だか何だか知らないが、発売して半年しか経っていない本を”法外”な値段で売っているが・・・こんなヤツらが”買い占め”て、本当に所有したい人に行き渡らないなんて・・・なんとか増刷して欲しい。

ま、そんなことは置いといて、こんなモノを見物しながらf:id:ToshUeno:20140411102424j:plain東名をのんびり走り、

東名・・・じゃなくて、そっからギュイーンと2kmちょっと延びている「名古屋瀬戸道路」の、「長久手I.C.」から当地へ向かう。

当該I.C.を降りてすぐ、左折して一般道に入り、最初の交差点を右折した所にドデカい施設がある。一般道からも”T”の赤い看板が見えるので、いくら方向音痴のオレでも、迷うことはない。

8時過ぎに川崎を出て、例によって(全面的にカーナビ頼みにも関わらず)道を間違えながら、のんびり行っても13時10分頃には着いたので、まあさほど遠いって感じでもない・・・
いや、まともなドライブなんて去年のGW以来なので、けっこう疲れたけど。
(※以下、大量の写真が表示されます)
本館の外観。f:id:ToshUeno:20140411130700j:plain駐車場にあったクルマのほとんどがトヨタ車だったのは偶然か、それとも必然か。この写真でも、チンクエチェントと、その奥のコルト?以外は全てトヨタ車。

 

入口前で、ボンネットバスがお出迎え。f:id:ToshUeno:20140411130947j:plain

原節子・・・ってのは偶然? f:id:ToshUeno:20140411130916j:plainいや、運転手も有名人だったら、往年の大女優の名前を使ったって思うんだけど。

 

¥800(=JAF会員優待料金)払って受付をすませ入場すると、トヨタ初の量産車「トヨ モデルAA」が鎮座。f:id:ToshUeno:20140411131218j:plainおねえさんのナマ解説を聞いた後、2階へ。f:id:ToshUeno:20140411131325j:plain・・・の前に、”豊田”のオーナメントを逆側から撮る。おねえさんに「ご注目ください」って言われたから、なんか正対して撮るのが恥ずかしかった。中二か。f:id:ToshUeno:20140411131345j:plain

 

2階は欧米車、3階は国産車が、それぞれ年代順に展示されている。

基本的に、展示されている全てのクルマを写真に収めた。

車名を各国語で表示しているプレートを無理やり収めようとしたため、「?」な構図が含まれているのはご愛嬌ということで。

 

ベンツ パテント モトール ヴァーゲン(1886, ドイツ)。f:id:ToshUeno:20140411131450j:plainどう見ても、まともに走るとは思えない。・・・が、「歴史を変えたテクノロジー:車|ディスカバリーチャンネル *1」によると、ベンツのかみさんがこのクルマで100kmものツーリングをしたとのこと。

道路なんて、舗装どころかまともに整備もされてないような時代に? ウソだろ?f:id:ToshUeno:20140411131526j:plainこのフライホールを回して始動するとのこと。始動でさえ、かなりの重労働であっただろうに・・・f:id:ToshUeno:20140411131541j:plain

 
ド ディオン ブートン(1898, フランス)。 これ見た時、なんか違和感があったんだが、当時のトライク?にしては”タイヤが太いから”ってことに今気づいた。
f:id:ToshUeno:20140411131559j:plain当時からこのタイヤだったんだろうか?

 

パナール ルヴァッソール B2(1901, フランス)。f:id:ToshUeno:20140411131619j:plain

 
オールズモビル カーブドダッシュ(1902, アメリカ)。 かっこいい。名前が。f:id:ToshUeno:20140411131638j:plain

 

ロールスロイス シルバーゴースト(1910, イギリス)。f:id:ToshUeno:20140411131837j:plain貧弱で簡素なモトール ヴァーゲンから20年余りで、こんなエンジンと、f:id:ToshUeno:20140411132013j:plainこんなにデカくて豪華なクルマが作られてたなんて、当時の欧米の産業力にはただ驚くばかり。f:id:ToshUeno:20140411131920j:plain

 

ベンツ ヴェロ(1894, ドイツ)。f:id:ToshUeno:20140411131944j:plain

 
フォード モデルT(1909, アメリカ)。 歴史上、もっとも有名なクルマ。f:id:ToshUeno:20140411132058j:plain

 

スタンレー スチーマー モデルE2(1909, アメリカ)。その名のとおり、蒸気自動車。f:id:ToshUeno:20140411132245j:plainf:id:ToshUeno:20140411132154j:plain

 

ベイカー エレクトリック(1902, アメリカ)。電気自動車だし、なんかあんまりピンとこなかったので、写真もいい加減。f:id:ToshUeno:20140411132333j:plain「1回の充電で走れる距離は約80km」ってあるけど、ホントかね?

 

キャデラック モデルA(1902, アメリカ)。f:id:ToshUeno:20140411132349j:plain

 

スタッツ ベアキャット シリーズF(1914, アメリカ)。f:id:ToshUeno:20140411132448j:plainウェイン・カリーニの番組*2にちょいちょい出てくることで有名なブランド/メーカー(※オレの中で)。f:id:ToshUeno:20140411132523j:plainこのハンドルポストに付いてる手鏡みたいな風防は、果たして役に立つんだろうか。f:id:ToshUeno:20140411132511j:plain

 

イスパノスイザ アルフォンソXIII(1912, スペイン)。f:id:ToshUeno:20140411132600j:plain「史上初のスポーツカー」の称号どおり、微妙に後ろ上がりのショルダーライン(?)が美しい。f:id:ToshUeno:20140411132538j:plain

 
イソッタ フラスキーニ ティーポ I(1908, イタリア)。f:id:ToshUeno:20140411132631j:plainインパネ(?)中央のピストンが並んでるみたいなのは「目視給油器」ってあって・・・f:id:ToshUeno:20140411132655j:plain・・・そこからパイプがエンジンのいろんなとこに伸びてる。視認しながら各所に給油するのか? で、「当時の一般的なエンジン構造をご覧いただくため・・・」ってあるけど、ガワ見ただけじゃよくわからん。車両データ見ると「直列4気筒」なんだが、どの辺が”直列”なんだろう? f:id:ToshUeno:20140411132614j:plain

 

ここからは吹き抜けを挟んで建物の反対側。1920年代以降のクルマたち。f:id:ToshUeno:20140411133050j:plain

 

エセックス コーチ(1923, アメリカ)。これ以前のクルマに比べて、ぐっと”ハコ”になってきて現代のクルマに近づいてきたと感じる。車両データを見ると、ほぼ”5ナンバー”サイズ。f:id:ToshUeno:20140411132758j:plain

 

プジョー ベベ(1913, フランス)。こっちは”軽規格”。・・・って、これは1920年代以前だな。ま、こっち側に置いてあった。f:id:ToshUeno:20140411132826j:plain

 

ブガッティ タイプ35B(1926, フランス)。f:id:ToshUeno:20140411132856j:plain手前のは、子供用の電動カー。昔も今も金持ちは贅沢だ。f:id:ToshUeno:20140411133135j:plainま、オレはコレをここに並べて置く必要はないと思うけど。”クルマ”じゃねえし。

 

ベントレー 4 1/2リットル(1930, イギリス)。f:id:ToshUeno:20140411132950j:plain

 

アルファロメオ 6C1750 グランスポルト(1930, イタリア)。f:id:ToshUeno:20140411133021j:plainテールラインが美しい。f:id:ToshUeno:20140411133045j:plain

 

オースチン セブン "チャミー" (1924, イギリス)。f:id:ToshUeno:20140411133303j:plain

 

フォード モデルA(1928, アメリカ)f:id:ToshUeno:20140411133317j:plain

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ミネルバ 30CV タイプAC(1925, ベルギー)。f:id:ToshUeno:20140411133423j:plain

 

デイムラー タイプ45(1920, イギリス)。f:id:ToshUeno:20140411133508j:plain

 

モーガン エアロ(1922, イギリス)。セミに似てる。f:id:ToshUeno:20140411133526j:plain

f:id:ToshUeno:20140411133833j:plainフロアの中央に鎮座。場所を取らないからここに置いてあるんだとは思うが、”センター”にはもっとふさわしいクルマがあるのでは。f:id:ToshUeno:20140411133728j:plain

 

デューセンバーグ モデルJ (1929, アメリカ)。f:id:ToshUeno:20140411133702j:plain

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イスパノスイザ 32CV H6b(1928, フランス)。f:id:ToshUeno:20140411133716j:plain

f:id:ToshUeno:20140411133805j:plainシートと内装はヘビ革? とにかくこのシートの位置、後ろの人はジャマだよね?f:id:ToshUeno:20140411133755j:plain

 

シボレー マスター シリーズDA (1934, アメリカ)。f:id:ToshUeno:20140411133545j:plain

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デ ソート エアフロー シリーズSE(1934, アメリカ)。 佐藤浩市主演のドラマ*3でフツーに走ってた実車だろう(こんなクルマの個体がそうそうあるとは思えないので)。f:id:ToshUeno:20140411133610j:plainここに置いてあるクルマのほとんどは、完動車なんだろうか。

 

シトロエン 11B(1937, フランス)。 このグリルのラインだけで”シトロエン”ってわかるんだから、ブランドってのは偉大だ。f:id:ToshUeno:20140411133640j:plain

 

リンカーン ゼファ シリーズHB (1937, アメリカ)。f:id:ToshUeno:20140411134008j:plain時代は流線型。f:id:ToshUeno:20140411134026j:plainf:id:ToshUeno:20140411133919j:plain

 

キャデラック シリーズ 60スペシャル(1938, アメリカ)。形が全く”刺さんなかった”ので写真をちょっと撮っただけでスルーしたが、後で確認したら車格は立派だし、なにより「現代の3ボックスセダンの原型となった」とある。f:id:ToshUeno:20140411134113j:plainf:id:ToshUeno:20140411134456j:plainもっとちゃんと見とけば良かった。

 

フォルクスワーゲン 38 プロトタイプ (1938, ドイツ)。 イメージの中のビートルより、少し小さい感じ。f:id:ToshUeno:20140411134148j:plain

 

ブガッティ タイプ57C(1938, フランス)。f:id:ToshUeno:20140411134205j:plain

 

フォード モデルGPW "ジープ"(1943, アメリカ)。f:id:ToshUeno:20140411134303j:plain

 

チシタリア 202クーペ (1947, イタリア)。「ピニン・ファリーナによる美しいスタイル」って・・・f:id:ToshUeno:20140411134337j:plainこれ、美しいか?

 

ランチア アストゥーラ ティーポ233C(1936, イタリア)。 時代が前後するが、この順に並んでたので、そのまま掲載。f:id:ToshUeno:20140411134351j:plain横のメルセデスが入らないように撮ろうとしたら、後ろ切れちゃってた・・・f:id:ToshUeno:20140411134414j:plainこの日、ここで見た中で一番美しいと思ったのが、このクルマのリア。これもピニン・ファリーナらしいが、チシタリアと違ってこれは本当に美しい。f:id:ToshUeno:20140411134609j:plainf:id:ToshUeno:20140411134621j:plainここは周りをロープで囲ったりしていないので、すぐ近くでこんな写真を撮ることができる。・・・ってことを、かみさんに言われて気づいた。f:id:ToshUeno:20140411134550j:plain確かに、粋な博物館だ。

 

メルセデスベンツ 500K(1935, ドイツ)。 ツートンカラーが美しい。f:id:ToshUeno:20140411134441j:plain

 

コード フロントドライブ モデル812(1937, アメリカ)。無意味にリトラクタブル。こういう発想があっただけでスゴいけど。f:id:ToshUeno:20140411134701j:plain奇をてらっただけのフロントに比べて、リアはフツーにキレイなライン。f:id:ToshUeno:20140411134634j:plain

 

ドラージュ タイプD8-120(1939, フランス)。f:id:ToshUeno:20140411134739j:plainこれも横のコードを入れないように・・・と思ったら、また後ろ切れちゃってた。オレのスキル不足はともかく、やっぱこういうクルマは”ひとり舞台”に独立して置いて欲しい(CGTVや他の人のブログを見ても、過去には広い所に置いてあった時期もあったようだし)f:id:ToshUeno:20140411134758j:plainフクロウに似てる。サイドの流麗さに比べるとフロントは・・・(以下略)f:id:ToshUeno:20140411134819j:plain

 

パッカード トゥエルヴ "ルーズヴェルト専用車"(1939, アメリカ)。f:id:ToshUeno:20140411134940j:plainルーズベルトが乗ってたクルマが置いてあるなんて、さすが世界のトヨタ?f:id:ToshUeno:20140411135152j:plain

 

ロールスロイス 40/50HP ファンタムIII (1937, イギリス)。f:id:ToshUeno:20140411135011j:plain

 

キャデラック シリーズ 60スペシャル(1948, アメリカ)。f:id:ToshUeno:20140411134834j:plain

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タッカー’48(1948, アメリカ)。一番見たかったクルマ。f:id:ToshUeno:20140411134855j:plainデカいのは知ってたけど、想像してた以上にデカかった。f:id:ToshUeno:20140411134918j:plainこの時代にこれだけのモノが作れても、成功できないなんて・・・”システム”に抗うのは難しい。f:id:ToshUeno:20140411135116j:plain

  

シトロエン 2CV タイプA(1953, フランス)。 この色も”らしい”けど、ここに置く分にはちょっと地味すぎでは?f:id:ToshUeno:20140411135124j:plain

 

ジャガー XK120(1951, イギリス)。f:id:ToshUeno:20140411135235j:plain

 

ポルシェ 356 クーペ(1951, ドイツ)。 ジェームス・ディーン。f:id:ToshUeno:20140411135343j:plain・・・を連想したが、彼が乗ってたのはオープン(スピードスター)だった。f:id:ToshUeno:20140411135325j:plain

 

シボレー コルベット(1953, アメリカ)。 いまいち。マイナーチェンジ後の4灯のヤツか、2代目(スプリット・ウィンドウのヤツ)を置いて欲しかった。f:id:ToshUeno:20140411135315j:plain

 

モーリス ミニ マイナー(1959, イギリス)。 このビミョーな(昭和40年代の”クーラー”の吹出口みたいな)グリルはオリジナル?f:id:ToshUeno:20140411135447j:plain

 

フォード サンダーバード(1955, アメリカ)。 隣のベンツに食われ気味。f:id:ToshUeno:20140411135514j:plain

 

メルセデスベンツ 300SL クーペ(1955, ドイツ)。 石原裕次郎。f:id:ToshUeno:20140411135539j:plain期待して内装見たら、意外にショボくて、かつ薄汚れてて、「え?」って感じ。やっぱり、赤いレザーのヤツにして欲しかった。f:id:ToshUeno:20140411135614j:plain

 

オースチン ヒーレー スプライト(1958, イギリス)。 カニ目。まんまか。f:id:ToshUeno:20140411135649j:plain

 

フォード マスタング(1964, アメリカ)。 ブリット:スティーブ・マックィーン。 スローなブギにしてくれ:山崎努。f:id:ToshUeno:20140411135758j:plainスーパーカーブーム世代(笑)には、やっぱこの型は”ムスタング”の方がしっくりくる。f:id:ToshUeno:20140411135715j:plain

 

 

シトロエン DS19 (1958, フランス)。 リア側から撮ってなかった。ルーフのすぐ下に付いたウインカーがカッコいいのに。f:id:ToshUeno:20140411135831j:plainオレのバカ。

 

ジャガー Eタイプ "ロードスター"(1965, イギリス)。 ただただ、美しい。f:id:ToshUeno:20140411135847j:plainこのトランクは、どれぐらい深い(ってか”浅い”)んだろうか。f:id:ToshUeno:20140411135927j:plain

 

アルファロメオ 1300GT ジュニア(1968, イタリア)。 ボンネット空いてるよ?って思ったら、こういうデザインだった。f:id:ToshUeno:20140411140007j:plain

 

キャデラック エルドラド ビアリッツ(1959, アメリカ)。f:id:ToshUeno:20140411140016j:plainムダの極致。f:id:ToshUeno:20140411140046j:plainすね顔。f:id:ToshUeno:20140411140232j:plainかみさんが「こっちが前みたいだよね?」って言ってた。確かにこのデザインの”コンセプト”を知らない人には、こういうディテールはわからないのかもしれない。f:id:ToshUeno:20140411140114j:plainシートバックにポケットがあったりして、意外に”実用的”。f:id:ToshUeno:20140411140204j:plain

f:id:ToshUeno:20140411140144j:plain・・・展示されてた外国車は以上。

 

キャデラックの”アホさ加減(※褒め言葉)”に圧倒されて現地では気づかなかったが、写真見てて「ん?」と思ったのは、いわゆる”スーパーカー”がなかったこと。

やっぱりスーパーカーブーム世代(笑)としては、・・・数え上げればキリがないんだけど・・・せめて、ランボルギーニ・ミウラ/カウンタック、フェラーリ・デイトナ/512BB辺りは置いて欲しい。

 

お高いだろうけど、置く価値・意義はじゅうぶんあるはずだ。f:id:ToshUeno:20140411141019j:plain

*1:http://japan.discovery.com/episode/index.php?eid1=921155&eid2=000000

*2:クラシックカー・コレクション | ディスカバリーチャンネル

*3:LEADERS リーダーズ/TBS系列で2014年3月に放送 http://www.tbs.co.jp/LEADERS2014/