いつのまにか「ビューン」にオートバイ雑誌が増えていた
使われなかったビューン
以前、iOS系を中心とした*1 オトコマエ・サービス「ビューン」には、「オートバイ雑誌がない」と書いたことがあった。
タイトルはこんなん▲だが、当時(って言ってもまだ今年の1月の話だが)使用していた「雑誌アプリ」をざっとレビューして、その中で「ビューン」についても触れていたのだ。
だが、ここ数ヶ月、iPadでは日本経済新聞と「Newsstand」内の以下の2誌を読むのにいっぱいいっぱいで(それにしてもBikeJINのロゴはなんでこんなにちっちゃいんだろう)、
「ビューン」は開くことすらせず、毎月の料金¥480をドブに捨てていた。もったいない。
いつのまにかオートバイ雑誌が増えていた
今日、なにげなく数ヶ月ぶりに「ビューン」を開いたら、目を疑った。
いつのまにか、オートバイ雑誌が追加されていたのだ。
BikeJIN@ビューン
まずは、ツーリングを中心に構成されている稀代のオートバイ雑誌「BikeJIN」。
上述のとおり、既に「BikeJIN」はNewsstandで「600円/月」を支払って定期購読していて、このブログでも何度か記事にもしている。
だからビューンに追加されても特にうれしくはないのだが、せっかくだから「どれだけページがカットされているのか*2」チェックしてみた。
結果は・・・あれ?全部読めるよ?
iPadでビューンとNewsstandを切り替えながら比較してみたが、私にはカットされているページが見当たらなかった。ってことは、「480円/月」でビューンを契約しておけば、Newsstandへの600円は不要ということになる。
でも、リーダーソフトは圧倒的にNewsstandの方が見やすいし*3、扱いやすい。
どちらがいいだろう・・・悩ましいところだ。
Lightning@ビューン
「Lightning」は、BikeJINと同じ枻(えい)出版社が発行するオートバイ・・・
と思ったら、どうやらオートバイ雑誌ってわけではないらしい。
ファッション、クルマ、趣味や遊びなど、アメリカンカルチャーをベースに縦横無尽なアンテナで拾った情報を、遊び心たっぷりの誌面で紹介する、こだわりの大人たちに向けたライフスタイルマガジンです。
「縦横無尽なアンテナ」ってのは「コンセプトは二の次で手当たり次第」と同義なのかはともかく、2015年11月号は表紙がスクランブラータイプのオートバイの写真なので、すっかりオートバイ雑誌かと思ってしまった。
が、ここで気づいたからと言って、この章をカットすると「尺」が足りなくなるので、あえて書き続ける。
少なくとも2015年11月号は、「カワサキ・W800」や「スズキ・ハヤブサ」や「ヤマハ・ボルト Cスペック」等のマシン・レビューを始めとして、カスタム系やモーターサイクル・ファッションなどなど、ふんだんにオートバイ関連の記事が載っている。
ちなみに表紙のスクランブラーは、「デウス」というカスタム・ショップによる「カワサキ・W650」だそうだ。元のマシンの面影がまったくないのも驚きだが、価格が「270万円~」となっているのに驚いた*4。こんなマシンに(失礼)、いったい誰が300万近い金を払うのだろう。
それにしても、「BikeJIN」にしろこの「Lightning」にしろ、枻出版社の雑誌はビューンでほとんどのページを公開しているが、売上的には大丈夫なのだろうか。
VIBES@ビューン
そして、いままで表紙は何度となく目にしたことはあるが、中を見たのは初めてなのが「VIBES」。
「ヤロウの願望を端的に表現している」とは思われるが、いったい何をコンセプトにしているのかよくわからない表紙である。
で、初めて目にした内容は・・・説明するのも面倒な程に、私にはこれっぽっちも縁の無い雑誌であることはよくわかった。
どうやらこの雑誌は、私がもっとも毛嫌いする「仲間(笑)と集団で走る」ことを“推奨”しているようだ。登場するシロートさんも、ま~ガラの悪い方々のオンパレードである。
ま、人の趣味はそれぞれなので、どうこう書くのは今日はやめておこう。ここで書きたいことは、一昨日書いたし。
ちなみに、この雑誌もほとんどのページが読めるが、こんな「間口の狭い」雑誌を掲載するなんて、ビューンもなかなか“ツウ”であることは確かだ。
(※以上すべて、2015年10月現在の情報です)