ツーリング:2013/11/01:山形県遊佐町(行き)
相変わらず仕事がヒマなので、本格的に寒くなる前に平日ツーリング+キャンプに行くことにする。
本当は10/31も休んだのだが、前日飲み過ぎてカラダが使い物にならなくなったため、一日遅らせた次第。こういうのは、本当にもったいない。今後一切、深夜まで飲むのはやめよう(きっぱり)(←ムリ)。
無意味な休日
ちなみに、10/31(木)は14時過ぎにようやく出かけられる状態になったので、クルマでラフロ川崎店に積載用ネットを買いに行ったのだが、なんと定休日だった。
30分以上かけて行って、駐車場代(¥200)も払ったのに。
駐車場の場所を確認するために、ホームページも見たのに。
定休日を確認してなかった。
いくつになっても、アホのまんまだ。
高速乗り継ぎ山形へ
そんな、ムダばかりの、無意味な休日を経て、この日は新潟周りで山形の奥の方へ向かう。
前回の反省を踏まえ(ってほど早くもないけど)、7時25分頃に自宅を出発。
そのお陰か環八は前回ほど混んでなかったが、関越道は前回よりクルマが多かった。
前回は木曜、今回は金曜だからだろうか。「毎日が日曜日」の爺さん婆さんが、より色づいた紅葉を見に出かけてるのだろうか。
赤城高原SAは、平日にも関わらず駐車場がほぼ埋まっていた。
本当は、日本海が近くなったら下道をずっと行きたかったんだが、「明るいうちにテントを張る」ためには時間的な余裕がなく、やむを得ず関越道→北陸道→日本海東北道と有料道路を乗り継ぐ。
日本海東北道の豊栄SA。
・・・って、ここ、SAだったんだ。売店も食堂もなかったけど。
何を”サービス”してるのかは不明だが、建物を挟んで駐車場が大型と普通とで分かれてて、変わったカタチのSAだった。
ま、何よりもオレ的には、人が少なくて良かった。
日本海東北道が途切れてからは、海沿いの一般道をひたすら走る。
所々、工事による片側通行で延々と待たされるのがうっとうしかったが、それでも、晴れた日に海沿いを走るのはやっぱり気持ちいい。
ホント、今年は天気に恵まれなかったから。
西浜キャンプ場
そんなこんなで、15時45分頃、山形県は飽海(あくみ)郡遊佐町(ゆざまち)、西浜キャンプ場に到着。ここは有料ではあるが、¥600と、まあ気にする程の値段ではない。
ちなみに、辛口コメントがイカす「旅風ハイパースポットガイド」には「サイト料600円/人+バイク200円/台」とあったが、後述のとおり駐車場には停めなかったからか、¥600しか取られなかった。
しかも受付のおねえちゃんは、とっても親切丁寧であった。どこぞ(=入善町「園家山キャンプ場」)の不躾なバアさまには、ぜひ見習って欲しい。
- 受付嬢「今日は他に誰もいませんので、中に入ってサイトの横にバイクを停めてかまいませんので」
というありがたいお言葉をいただいたので、駐車場には停めずに、サイトの真ん中を通る通路に入る。
サイトは広いが、平坦な場所はあまりなかったためどこにテントを張るか散々迷ったあげく、16時半頃テントを張り終えた。
「駐車場100台」の広いキャンプ場に、ただひとつ張られたテント。なんてモタモタしてたら、夕陽を見逃してしまった。
せっかく、晴れてたのに。
夕陽を見逃した結果、周囲を散策するモチベーションも失い、とっとと「風呂+メシ」へ向かう。
一大リゾート施設
すてきなホテル
遊楽里(ゆらり)。要はリゾート (なのか?) ホテル。なんも無い田舎にいきなりのデカい建物は、珠洲ビーチホテルを思わせる。
一瞬ここに泊まろうと思ってしまった。
ま、そんな持ち合わせはないのだが。
にぎやかな温泉
風呂は、温泉「あぽん西浜」へ。写真は撮り忘れた・・・いや、中は撮らないよ、年寄りのたるんだ裸なんか、改めて見たくないし。
温泉には、暇そうな爺さんとか、何やってんだか知らないが(漁師?)結構若いヤツとか、平日のまだ17時だっつーのに、10人以上の客がいた。いいご身分だねえ・・・あ、オレもか。
露天風呂もあったけど、予想以上の人の多さに辟易してスルーした。
もっとガラガラだったら、いろいろ満喫したかったけど。
ガラガラお食事処
風呂の後は、となりにある「とりみ亭」へ。
生ビール¥500。
かきフライ定食 ¥1,000。観光地価格か・・・まあ、高いわな。
味も、可もなく不可もなく、いたってフツーだった。
店の気さくなおばちゃんによると、「コンビニまで徒歩5分」とのことだったが、来る時に通った感覚ではとてもそんな距離ではないと思ったし、もとより腹がいっぱいで酒を飲む気にもなれなかったので、食後はすぐキャンプ場に戻った。
湿った枝は燃えないよ
BioLiteを試そうと、真っ暗闇の中、折れ落ちた枝を拾い集める。
なんで明るいうちにやっとかねえんだよ・・・と自分を責めるも、後の祭り。
なんとか適当な大きさのものを4,5本集めて、“着火剤”として持参した割り箸に、いざ着火!
・・・が、燃えるのは割り箸ばかりで、湿った枝は全然燃えてくれない・・・ので、ソッコー飽きる。
寒さはすべてのものに勝る
つーか、寒い。
寒いと、何もする気がなくなる。
寒さは、すべてのあらゆるものに勝る。
というわけで、まだ19時前だってのに、テントの中へ。
つい3週間前の富山では、朝までTシャツ1枚で、シュラフに入らなくても全然寒くなくて、「テントってあったけえんだなぁ」なんて今さらな感慨に浸ったんだが、この日はフリースに加えてユニクロマイクロダウンを着込み、シュラフもすっぽり頭までかぶらないと耐えられなかった。
とりみ亭で見たニュースによると、11月2日の最低気温は「6℃」。
そら寒いわけだ。
施設内にある屋内テニス場(マルチドーム「ふれんどりぃ」・・・ひらがなにしちゃうセンスが切なさを誘う)にいたらしい子供達と、時折近くを通り過ぎる電車(羽越本線)がうるさかった。
が、「期待したほど静かではない」というだけで、「川崎よりうるさいのか?」と問われれば、そんなはずもなく。
インフレーターマットも、今回はちゃんと膨らましたので、背中が痛くなることもなく。
ただただ、ただただ今回は寒かった。
帰ってから調べたら、シュラフの適温レベルは、「8℃以上」だった。
- 走行距離=528.4km
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これだったら暖かく眠れたかなあ・・・