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秋田なまはげツーリング2016:前フリ篇

かけがえのない40代最後の8月に陥った「週末引きコモり状態」からようやく脱して、秋田県を中心に、2泊3日でツーリングしてきた。
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今回は、9月にして2016年最初の「お泊まりツーリング先」を秋田にした経緯等について書く。



 

東北「2大」半島はどこだ

日経新聞にときどき掲載される旅行会社の一面広告に、「男鹿下北みちのく2大半島」というツアーがある。

www.hankyu-travel.com

個人的には「スケール的にも知名度的にも 、東北2大半島は『下北・津軽』じゃねえの?」と思うし、他の旅行会社は概ねそういう認識のようだが、なぜか阪急交通社は、「男鹿半島」を推している。おそらくお偉方に「なまはげ関係者」でもいるのだろう *1

私の生まれ故郷である福島県には「半島」と呼ばれる地形はないし、山形県にもない。岩手県にもないよね?と思って調べたら、「重茂 (おもえ) 半島」ってのがあるそうだ。

うーん・・・このカタチは“カタマリ感”があり過ぎて、ちょっと半島っぽくないなあ・・・。リアス式海岸自体が、ちっちゃい半島の集合体みたいなもんだから、ココだけを「半島認定」するのも違和感がある。まあそれにしても、この海岸線の“ギザギザ感”はスゴい。

あとは有名処として宮城県の「牡鹿半島」があるが、なぜか「東北2大半島枠争い」ではスルーされている。まあこれは単に、“大御所”たる下北・津軽とは距離があるので、ツアー日程を組む上でムリがあるからだろう、と推測する。

ところでいつも思うのは、「男鹿半島」「牡鹿半島」という名称だ。(日本国全体で見れば) ほど近い緯度に位置する太平洋側・日本海側それぞれの半島が、どちらも「♂の鹿」という名前なのは、非常に興味深い。

ま、その名前の由来について知識があるはずもなく、それを調べている余裕もないのだが、「日本の全半島の海岸線を制覇する」ことを“生”の拠り所としている私にとって、男鹿半島はずっと行きたい場所のひとつだったのだ。

 

ようやく訪れた男鹿半島とエキセントリック・カルチャー

もともと男鹿半島へは、3年前に下北・津軽半島をツーリングしたときに行く予定だった。

toshueno.hatenablog.com

だが、大館市から大潟村に入った辺りで降り出した雨の、あまりのドシャ降りっぷりに完全に萎えて、半島の付け根で逃げ帰ったという経緯がある。
あのとき、もし雨さえ降らなければ、「下北・津軽・男鹿」の「東北3大半島」を1度の (2泊3日の) ツーリングで制覇していたはずだ。それができなかったことが悔しくて、ほとんど走ってないくせに、上の▲過去記事ではタイトルの一部に「男鹿半島」を入れたのだった。

そして、今年7月の「東北道パンク事件」のときは、山形県側から男鹿半島方面に北上するつもりだった。

toshueno.hatenablog.com

が、パンクによって2時間以上ロスしただけでなく、パンクしたタイヤで長距離をツーリングする気にもならなかったので、途中で引き返してしまった。

今回、3度目の正直でようやく訪れることができた男鹿半島は、聞きしにまさる景勝地だったが、あまりにも「なまはげに依存し過ぎ」な点は気になった。
全国的にも有名な「エキセントリック・カルチャー」に観光資源を求めたがるのはわからないでもないが、「ワリと何でも『なまはげ』ですね」という有り様は、
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私が滞在したほんの数時間でさえ、少々食傷気味になってしまった。

 

Googleローカルガイドとしての使命(笑)

これまで、私のツーリングは「人が集まるところには近づかない」ことをモットー (死語?) としてきた。

もともと人ゴミは大キライなのだが、都会で生活する上では、通勤時の満員電車を始めとして、人ゴミに紛れるのは避けられない。だから休みの日ぐらいは、他人とは極力関わりたくない。他人と関わりたくなくて田舎に行ってるのに、わざわざ人間が集まる場所に行くのは「本末転倒」なのだ。

とは言え、遅まきながら先月から始めた「Googleローカルガイド」に写真をアップするに当たっては、「名も無い道の名も無い場所」ばかりだと、かえって骨が折れる。力ずくで場所を追加しようとしても、Googleさんにシカトされるのがオチだし、誰も興味がない場所のツマラない写真をアップして、一週間経っても「表示回数=15」ってのも、ちょっとセツないものがある。

そんなわけで今回のツーリングからは、人が集まる場所にもシブシブ立ち寄って、写真を撮るようにしたのだが・・・。

例えば、ここ▼「男鹿水族館GAO」。f:id:ToshUeno:20160903124700j:plain
ヒトもクルマも多いわ、駐車場から水族館まで遠いわで、めんどくさくて離れた位置からテキトーに写真を撮ったら、ご覧のとおりまるで使い物にならない写真だった (ま、ポイントのためだけにGoogleマップにはアップするけど)。

さらに、こういったメジャーな観光スポットも、道の駅もサービスエリア/パーキングエリアも、大概似たような写真が既にアップしてあるので、自分の心にウソをついてまで立ち寄った意味は、あんまりなかったんだけど。

(つづく)

 

*1:実は阪急交通社には、「みちのく三大半島秘境大周遊5日間」というツアーもちゃんとある