「オートバイ用ナビを考える」を考える

 「オートバイ用ナビを考える:その2」

という記事を今年(2015年)の2月に書いたのだが、この記事が弊ブログ・被アクセス数の圧倒的なナンバーワンである(2015年5月現在)。その比率はもう4割近い。 

オートバイ用ナビについては、

  • その1:主に現在愛用のオートバイ用ナビ「Panasonic CN-MC02L」について
  • その2:(記事を書いた時点で)検索した結果、めぼしい製品について

と2つ書いたのだが、「その1」がほとんどアクセスされていないのにもかかわらず、「その2」ばかりがアクセスされるのは、いくつか製品名(型番)を掲載しており、それでヒットして誘導されて来るからだろう。

ま、4割といっても母数自体が少ないので絶対数はどうってことはないだろうが、「おっ(お目当ての製品の)レビュー記事かな?」と期待して弊ブログに来た方の中には、ただネットで拾った情報にちょろっとコメントしただけの記事を見て、「っんだよコレ!」とお怒りの方も数人はおられただろう。どうもすみません。

 

風まかせ 2015年6月号

そんな感じで私が恐縮している折、超一流オートバイ雑誌「風まかせ」が、最新号(No.50)でナビの特集を組んできた。

それにしてもサブタイトルの「ガラケーで始めるデジタル入門」って、「風まかせ世代*1」をちょっとバカにし過ぎだろう。おっさんだって、フツーにスマホ使ってるよ?
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出典:http://www.crete.co.jp/kaze/

4製品中3製品

その記事に掲載されている4製品中3製品が、先の「オートバイ用ナビを考える:その2」で私が挙げた3製品と同じだった*2

残りのひとつ「KAIHOU」というメーカーの製品も、弊ブログの記事「オートバイ用ナビを考える」を書いたときに載せようと思ったのだが、X-RIDEと同様の、安普請の中華民国(それとも中華人民共和国?)の製品を載せても・・・と思って掲載を見送ったのだった。

案の定、「風まかせ」の記事を読むと「KAIHOU」製のナビは

 

液晶に貼られているフィルムが波打つように光を反射して白っぽくなった

とあり、その写真を見ると見事なまでに画面の表面が歪んでいた。そんなモノ売るなよ・・・

まあとにかく、その記事を読んで「いや~オレのブログ読んで記事書いたのかな~」・・・なんてことは決して思っていない(アタリマエです)。
そうじゃなくて、それだけオートバイ用ナビとして使える製品が少ない、ってことなのだ。

 

結局、良質な新製品は出てこないのか?

「風まかせ」の記事には、メーカーから製品の提供を受けて実際に使用したレビューが詳細に掲載されていた(ま、雑誌の記事だから当然なんだけど)。かなり参考になる内容だとは思うが、「GARMIN ZUMO660」のように5年も前に発売された製品が”オススメ”に挙げられるのはかなり違和感がある。
また、一流家電メーカーの製品が1つも入っていないのも寂しい。SONYみたいにとっとと市場から撤退しちゃう”腰砕け”ばっかりだからしょうがないとは言え。

やはり、イッパシの家電メーカーに、ちゃんとした製品を発売して欲しい。f:id:ToshUeno:20150504010513j:plain

 

サイクルGorillaはどうなった?

つい先日、現在愛用の「サイクルGorilla」の発売元であるPanasonicから、PND新製品の発売予告が届いた。 

「おっ! ついにサイクルGorilla出んのかな?」と期待したが、結局今回も発売されたのはクルマ用(=当然非防水)だけだった。

サイクルGorillaが、カタログ落ち(=Gorilla製品一覧に表示されなくなること)してから久しい。

もうPanasonic(旧SANYO)のGorilla開発チームは、サイクルGorillaは開発してくれないのだろうか。

「オートバイ用ナビを考える:その2」には、「今年いっぱいは様子見」と書いたが、先日山陰を廻ったとき、地図や施設情報が古いので「やっぱり買い換えたいな~」と思った。 いまサイクルGorillaを発売してくれたら、5万円台でも買うんだけどなあ・・・

メーカー関係者の方、なにか情報がありましたらご提供いただけると幸いです(ま、いただけるわけはないけれど(笑))。

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*1:と当該雑誌によく書いてあるが具体的に何歳なのかはわからない

*2:[X-RIDE]はマイナーチェンジしたらしく型番が500→502になっていた